ドアウェイページ(誘導ページ)とは?

2015年3月17日

ある特定のページへ誘導する為に作られた品質の低いページをドメイン内、ドメイン外、その両方を活用して大量に作成すると「ドアウェイページ(誘導ページ)」とみなされガイドライン違反となる事があります。
ドアウェイページに関するアップデートが2015/3/16にアナウンスされています。
詳しくはページの中段以降で説明します。




ドアウェイページとは?

ドアウェイページとは、日本語で扉ページですが、中身のページはほぼ同じでタイトルやh1などの一部のキーワードを変更させたページを大量に作成する事で様々なキーワードで集客し、最終的にある特定のページへ誘導する行為を言います。



一定の地域や都市を対象としたドメイン名を複数持ち、それらのドメインから 1 つのページにユーザーを誘導するもの

ドアウェイページの例としては、多数の無料ブログを活用したり、異なるドメインで都市名などのエリアに特化したSEO目的のページを作って特定のページへ誘導する手法や、同じく無料ブログなどを活用し、内容の薄いコンテンツを大量に作成し、ある特定のページへリンクを張ることはガイドライン違反となるようです。


アフィリエイトやAdsense広告のクリックを稼ぐ事を目的にしたウェブスパムで良く見かけます。
同じサイト内であっても大量にページを持つサイトの場合、地域名などエリアに特化したページを大量に作成し、ある特定のページへ誘導する行為もガイドライン違反となります。


ドメインの数によらず、ページの目的がSEOからの誘導の場合にガイドライン違反となります。今回ウェブマスター向けガイドラインが更新され、補足された項目です。


アフィリエイト リンクのみを目的として作成されたテンプレートを使用したページ

あらかじめアフィリエイトリンクがメインコンテンツのように含まれているテンプレートは、今回の更新で明確に違反行為となりました。


同じようなコンテンツでタイトルなどの一部が異なるドアウェイページ

CMSを使うと比較的簡単に生成できてしまう為、知らずにSEO目的で価値のないドアウェイページを作成してしまうケースも良く見かけます。ロングテールSEOを誤って解釈し、一部のみキーワードに最適化したページを大量生成してしまうとドアウェイページに該当してしまうかもしれません。



どちらのケースもGoogleのウェブマスター向け公式ブログでドアウェイページの例が図で解説されていますので、確認しておきましょう。


Googleのアルゴリズムはこのようなウェブスパムを見分けます。
労力を惜しまずユーザー向けに良質なコンテンツを提供していく必要があります。


ガイドラインに違反するようないわゆるブラックハットSEOは、最悪インデックスから削除されるリスクがあります。
ガイドライン違反を行わない(ホワイトハットSEO)については、「Google ペンギンアップデート3.0対策まとめ ホワイト&ブラックハットSEO」で解説しています。




2015/3/16にドアウェイページページを対象にしたアルゴリズムアップデート

Google Webmaster Central Blogでドアウェイページを対象にしたアップデートを「まもなく行う」とアナウンスしています。
An update on doorway pages


Googleアナウンスの抜粋を和訳

ウェブ上で同じウェブサイトへ誘導するようなページは、検索ユーザーにフラストレーションをもたらします。


明確で特徴的な価値を追加せずに、この誘導ページの手法で上位表示を最大化しようと試みるウェブサイトが多かったようです。
これらのドアウェイページキャンペーンは、あるウェブサイト上の複数のページ、大量のドメインであったり、その両方が存在します。


検索ユーザーの検索結果品質の向上の為、これらのドアウェイページに対応する順位調整をまもなく行います。
ドアウェイキャンページを行うウェブサイトは、この変更によって広く変動があるでしょう。


ドアウェイページとして見なされないように以下のチェックリストを見ておきましょう。


  • SEOを行って、関連する、または便利な箇所へと訪問者を誘導する事が目的か、それともそれらのページはあなたのウェブサイトのユーザー体験上不可欠なものか?
  • それらのページは、汎用用語での順位を意図しているがページのコンテンツは非常に限定的であったりしないか?
  • それらのページは検索トラフィックを増やす事を目的にして、既にウェブサイトのある(位置やプロダクトなどの)項目の便利なかたまりを複製しているだけではないか?
  • アフィリエイトのみの目的で、オリジナルの価値や機能が含まれないページであったりしないか?
  • それらのページは”孤島”のような存在ではないか?つまりあなたのウェブサイトのほかのページから辿れないページであったり、辿りにくいページであったりしないか?
    そのようなページへのリンクの目的は検索エンジンのみを対象としていないか?

手間を省かずにコツコツと訪問者に向けたコンテンツを作成していれば、問題はありません。ドアウェイページはSEOでキーワードを意識しすぎた場合に作成してしまうかもしれません。
特に「場所」と「業種」でSEOする場合には、自分のカバーする場所であったり、場所特有の特長をコンテンツに含め、訪問者にとって役立つものでなければなりません。




ブログ更新をTwitterでつぶやくとドアウェイページとみなされるか?

当サイトでも、ワードプレス投稿時に自動的Twitterと連携するプラグインを使用しています。Twitterを使って大量にブログ投稿を配信するとドアウェイページになるのでは?という疑問が出てきます。この件についてはMatt Cutts氏は以下のように回答しています。



Twitterで更新を通知する行為はドアウェイページではない

Twitterに関してはドアウェイページには該当しないようです。ドアウェイページは、ある特有のフレーズをターゲットに多数のページを作り、そのページからマネタイズの為にあるページへ誘導する行為を指します。


3分毎に、Twitterで更新情報をつぶやいたり、自動生成させたりするとうんざりされる事もありますが、更新をユーザーに伝えるという行為自体は問題がないようです。もしうんざりさせるような行為をすればtwitterで無視されるか、フォローを外されるので結果的にツールの使い方が間違っている事となります。


TwitterもFacebookも情報を提供したり共有、拡散させる力があります。ただし、共有するのも拡散するのも人の評価に依存しますので、単純にツールとして考えるだけではなく、Twitterユーザーが求めるコンテンツの質を理解し、Twitter活用したコミュニケーションを工夫しなければ価値を見出す事はできません。




twitterやFacebookのリンクは検索順位に影響するか?

twitter、Facebookのシェアやいいね、リンク数をGoogleが特別視しているかどうかについては、「GoogleはtwitterやFacebookのリンクを順位指標としているか?」で解説しています。



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野澤洋介

この記事を書いた人

アレグロマーケティング代表取締役 野澤洋介

SEOは考え方はシンプルですが、いざ実践するとなかなか思うようにいきません。
当ブログでは、読者の方に成功も失敗も合わせて情報を共有し、同じような悩みを解決できればという思いで運営しています。


著書:「最強の効果を生みだす 新しいSEOの教科書」(技術評論社)

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