中古ドメインがペナルティを受けているかどうかを調べる方法

2015年4月27日
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個人的には中古ドメインを使用する機会はありませんが、ウェブやメールなどの売り込みを見ると、SEOを目的にした中古ドメイン販売は良く見かけます。
中古ドメインのトラブルも少なくはありませんので、購入前に出来る限り確認しておきましょう。
どのように確認するべきかについてMatt Cutts氏が解説していますので、ご紹介します。







スパムには2種類ある

まずGoogleが行うスパム対応には、アルゴリズムスパムとマニュアルスパムの2種類あります。


スパムに対しての手動対応

マニュアルスパムの全てはタイムアウトの期限があります。もしドメイン上の全てのコンテンツを削除して、再審査申請を出せば理論的にはそのドメインは回復します。


スパムに対してのアルゴリズム対応

アルゴリズムに関しては、そのドメインの前のオーナーが大量のスパムリンクを構築していれば、回復するには難しいかもしれない。スパムをなくし、全てのスパムリンクを除去するひつようがあります。




スパムの手法

ウェブ上では多くのスパマーがいます。ドメインのランクを上げる為に、多くのテクニックを駆使した後に、そのドメインがスパム扱いを受けると、今度は異なるドメインに対して同じことを繰り返していく「ターン&バーン戦術」手法を行います。


中古ドメイン購入時の注意点

非常に良さそうなドメインに見えても、実際はスパムに染まっているドメインを購入しない事です。新規ドメインであればゼロからスタートできますが、スパムドメインは、マイナスからのスタートになります。ですので、中古で購入するドメインの詳細を知る事が重要です。


スパマーは簡単にドメインをスパムで汚染し、その後そのドメインを販売し、売れなければオーナーが変更になったように見せかけますが、Googleはこのような場合の再審査申請を真に受けません。


このケースではまず、Search Console(旧ウェブマスターツール)のメッセージにスパムに関するものが無いか問い合わせてみる必要があります。また、多くのスパムドメインがあるという事実から査定すると、自分なら購入せず、悪い評価のない(Googleだけでなく、他の検索エンジンにとっても)新規のクリーンなドメインで始めます。




Matt Cutts氏の動画での解説では、更に詳しいチェック方法も紹介しています。





4つの方法で中古ドメインをチェック

ドメインを取得する際には、レジストリでフレッシュドメインから始める場合と、レジストラの誰かからドメインを購入する二つの選択肢があります。


後者の方法で、ドメインがスパマーによって信頼を失っているかどうかを調べる方法はいくつかあります。


site:ドメイン名

1つ目の方法として、中古ドメインを「site:ドメイン名」でGoogle上で検索してみましょう。
もしそのドメインがパークドメインであれば、Googleは検索結果に表示させないので、別の方法で確認する必要がありますが、もしコンテンツがあるにも関わらず一切検索結果に表示されない場合は、悪い兆候です。


ドメイン名で検索して評判を見る

もう一つの方法は単純にドメイン名(.comなどを省いた形も)で検索してみる方法です。この方法で、そのドメインの評判を多少確認する事ができます。
過去にこのドメインでスパム行為、例えばドメインを含めたスパムコメントを行っていた場合にこの方法で検索結果にそのウェブサイトが表示されます。


archive.orgで調べる

3つ目の方法は、archive.orgで対象となるドメインを検索してみる事です。
archive.orgは過去のウェブサイトの状態をアーカイブとして保持している場合があり、その過去の状態を実際に見て、スパムが行われているか(例えば自動生成コンテンツなど)確認する事ができます。
このようなサイトのドメインを引き継ぐと、マイナスからのスタートとなり0からスタートする為に多くの作業が必要になる為注意が必要で、避けた方が良いでしょう。


トラフィックや通知を見せてもらう

4つ目の方法は、現在の所有者にAnalyticsまたはSearch Console(旧ウェブマスターツール)の状態を見せてもらうように問い合わせてみる事です。
Search Console上のメッセージを確認したり、スクリーンショットやトラフィックの状態を見せてもらいましょう。
例えば途中までトラフィックが良い状態でも急激に落ちてしまっている場合は避けた方が良いでしょう。


これらを全て行って、ドメインを購入したにも関わらず、検索エンジンに関する問題があった場合でも「再審査リクエスト」を行うという手段があります。
再審査リクエストを行う前に、あなたがそのドメインを購入した理由はドメイン名が気に入ったからなのか、以前のコンテンツやリンクが欲しいからなのか一度自問自答して見てください。
リンクが引き継がれる事を当てにしているのであれば、おそらくガッカリするでしょう。(リンクは引き継がれません)
もし以前の所有者がスパムを行っていれば、あなたは全てのリンクを否認する作業が必要かもしれません。




この説明を見る限り、そのドメイン名がブランド上必須の場合以外に中古ドメインを購入するメリットはなさそうですね。
ページランクやリンク数は引き継がれないだけでなく、スパムリンクは自分で削除、否認しなければならないというのは非常に面倒です。
SEO目的で中古ドメインを検討している場合は、逆効果になる事もあるのであまりオススメできません。


これから新規で検索エンジンからの集客を考えたサイトを作るのであれば、内部SEOロングテールSEOをセットで覚えて運営していきましょう。



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野澤洋介
野澤洋介

この記事を書いた人

アレグロマーケティング代表

SEOツールのプロジェクト担当者でもあり、自社のSEO担当でもあります。
SEOは考え方はシンプルですが、いざ実践するとなかなか思うようにいきません。
当ブログでは、読者の方に成功も失敗も合わせて情報を共有し、同じような悩みを解決できればという思いで運営しています。




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