SEO診断・チェックツールで行う最適化方法

2016年1月14日

SEO Composer

このページでは内部SEOを実施する為の具体例をご紹介します。
これからSEOを本格的に行われる場合には、質の高いコンテンツ作成と、内部SEO、ロングテールSEOを意識して取り組むと効率的です。


ただし、キーワード選定は重要です。
いきなり競争の激しいキーワード(ビッグワード)を狙う事を目的にSEOをされてもほとんどの場合は非効率となります。


質の高いコンテンツの作成方法や効果的なキーワード選定方法、ロングテールSEOの方法についてを先に把握しておきましょう。
内部SEOとは?」で解説しています。




立ち上げ当初からの当サイトのオーガニック検索訪問者数

ウェブサイト立ち上げ当初は週に複数オリジナルの記事を作成し、SEOツールを活用した内部SEOを繰り返し行っていき順調に集客を増やしてきました。


以下のグラフはGoogle Analyticsで計測したオーガニック検索からの訪問者数推移です。
期間はウェブサイトを立ち上げてから、およそ1年3ヶ月で表示しています。
※このページをご覧になっている方のウェブサイトが立ち上げて間もない場合にはSEOを行った際のイメージが掴めるかもしれません。


オーガニック検索訪問者



内部SEOの概念

内部SEOは、ウェブサイト内の各ページの構造、HTMLタグ内の記述、導線やユーザビリティ(速度・安全性)の改善、クローラビリティの改善を行います。


検索エンジンのクローラーが認識しやすいウェブサイトにしていく事と、訪問者にとって使いやすく、わかりやすいウェブサイトにしていく事で、検索順位を上げていく方法です。


内部SEOは劇的な効果はないがベースアップできる施策

内部SEOの効果だけで競争の高い(競合も狙っている)キーワードでトップ10にランクする事は難しいのですが、質の高いコンテンツ作成とセットで取り組むと効果的です。


Googleはこのような内部SEOに加えて、コンテンツの質と、外部からの評価や信頼性となるシグナルを取得して、200以上の指標をもとにアルゴリズムにより検索順位を決定します。
有名なアルゴリズムの「パンダ」等でコンテンツの質を判断します。
また、外部からの評価や信頼性については「ページランク」というアルゴリズムが代表的です。


質の高いコンテンツ作成と内部SEOを地道に行う

内部SEOは爆発的な順位上昇はありませんが継続的にコンテンツ制作とセットで取り組む事で徐々に集客に結びついていきます。
SEOでは、リスティング広告などと比べて時間のかかる施策なので、1~2ヶ月で成果が出ない事もあります。


焦ってスパム行為に手を伸ばしたり、面倒だからといって簡単な方法を選択しないようにしましょう。地道に継続していく事が重要です。

※リンク購入やページランクなどのガイドライン違反に手を伸ばすと後でペナルティを受けるリスクがあります。


リンク購入は避ける

リンク購入による被リンク数獲得とページランクの操作はGoogleのガイドライン違反ですので、その後検索エンジンからスパムと判定されてしまいます。
そしてペナルティが課せられ、検索結果に一切表示されない事もあります。
ガイドラインに沿って正しくSEOを行う事で、各ページの集客を増やし、検索順位変動による集客数変動のリスクを分散させることができます。


外部SEOはガイドライン違反となるリンクの購入をすすめるSEO業者が多かった為、そのリスクがわからないままに被リンクを購入してしまう事もあります。
何もなければ良いのですが、スパム行為と認識され、検索エンジンからの評価が下がってしまう事も多々あります。
この場合は、購入したリンクを1つ1つ取り除いてもらうようにリンク元のウェブサイト運営者に依頼をして、全て取り除かれた後にGoogleに「再審査リクエスト」を送って、Googleに問題ないと認識してもらうように努力しなければなりません。


外部SEOにおいても、質の高いコンテンツを作成し、SNSなどで積極的に告知していくことが重要です。
多くの人の目に触れ、訪問者に役立つコンテンツであれば、ソーシャルブックマークや、参照リンクを自然に獲得できるようになるでしょう。
Googleはこのような自然に獲得した被リンク、関連するコンテンツからの被リンクを評価します。
自然被リンクの獲得方法については、「被リンクを増やす外部SEO ペナルティを受けない自然被リンク獲得法」で解説しています。




SEOは出来るだけ多くのページで行う

安定的に集客を増やしながら、リスクを軽減する為に、ロングテールSEOを行う事をおすすめしています。


SEOという言葉を知ったばかりの頃は、「トップページに対して、ビッグワードで検索上位を狙う」事がSEOだと思ってしまいがちです。
このような方法では、検索順位を上げる事も難しく、仮に上位に上がったとしても1ページの集客に依存している為、競合となるウェブページが自分のウェブサイトより上位となった際や、アルゴリズム変動の際に集客を大きく落とす事にもなります。


集客が落ちてしまうと売上げや問い合わせ件数にも左右しますので、出来る限りこのようなリスクはコントロールしておいた方が良いでしょう。


順位下落の例

先ほどの訪問者推移のグラフで2012年2月に一旦大きく落ち込んでいます。
これは、ロングテールSEOの意識があまりなく、1商品のページ集客が飛びぬけていた為、偏ったページの集客となっていました。
結果的に重複ページと思われる原因により、その商品ページの順位が大きく落ち、ページ集客が激減しました。
その後オリジナルのコンテンツを充実させ、コンテンツページを増やした事により、順調に集客を増やしています。


2015年SEO トラフィック



内部SEOの主な要素は?

まずはGoogleのガイドラインに沿ったページ作りを目指しましょう。
以下の要素が基本的な内部SEO項目です。


  • サイトのテーマ・検索キーワードのトピックに沿ったコンテンツ作成
    日常的なランチを掲載するブログではなく事業の専門性を活かしたテーマでサイトを運営します。Googleは専門性の高いウェブサイトを評価します。

  • 質の高いコンテンツとトピックの最適化
    質の高いコンテンツは、専門際が高く、訪問者が満足するようなオリジナルのコンテンツを指します。
    以下のページが参考になるかもしれません。
    Googleのアルゴリズムの解釈 順位などSEOに影響するコンテンツの質とは?
    トピックの最適化は、検索ユーザーが検索するキーワードの意図を汲み取り、検索ユーザーが満足するようなコンテンツにしていく事を指します。

  • タイトルタグの最適化
    タイトルタグは比較的に簡単に修正でき、順位への影響も大きい要素です。
    ページのタイトルタグをSEO Google検索結果で適切な文字数(長さ)、キーワード数

  • メタディスクリプションの最適化
    メタディスクリプションは順位には影響しませんが、検索結果にスニペットとして表示される事が多い部分です。
    魅力的な紹介文にする事でクリックされる可能性が高まります。
    メタディスクリプションは重要 スマホとPCの文字数(長さ)とSEO

  • タイトル・ディスクリプションの場所

  • タイトルタグ・メタディスクリプションの重複を避ける
    コンテンツが異なっているのに複数のページで同じタイトルにしている場合は、各ページ異なるキーワード文を設定しましょう。
    重複を確認する方法については、「HTMLの改善で表示される短い・重複するメタデータやタイトルタグ」で解説しています。

  • 見出しの最適化
    H1~H6を使用して本文コンテンツを読みやすくレイアウトします。
    訪問者にとって読みやすく、検索エンジンが理解しやすい見出しを設置します。
    H1タグとは?大見出しの使い方とGoogle向けSEO

  • アンカーテキストリンクの設置
    Googleは共通メニューのアンカーテキストリンクよりも、本文内のアンカーテキストリンクを評価します。
    適切な記事同士でわかりやすいアンカーテキストリンクを設置します。
    アンカーテキストリンク効果とサイト内リンク設計

  • alt属性
    画像を設置する際にはimgタグを使用しますが、imgタグにはalt属性を使って簡潔に画像の中身を説明します。
    alt属性に含めるテキスト・文言とSEO効果 HTMLのimgタグ

  • わかりやすいURL
    コンテンツの中身がわかるように分かりやすいURLを設定します。
    検索エンジンのコンテンツの理解にも役立ち、訪問者にも扱いやすいURLとなります。
    Googleと相性の良いURLとファイル名
    URLは以下の二種類があります。
    静的(スタティック):
    www.yourwebsite.com/category-type/product-page
    動的(ダイナミック):
    www.yourwebsite.com/category-type/?p=0254007
    検索エンジンはどちらのタイプでも認識できますが、人間の場合は判読しにくいURLとなり、検索ユーザーは明確のそのページの情報が何についてなのかを判断する事が難しいでしょう。ダイナミックのURLは、場合によっては訪問される機会をいくらか失ってしまうかもしれません。

  • フレーム構造のページにしない
    Googleはフレームを使ったページでは問題が発生する可能性があるという記述があります。
    フレーム

  • コンテンツ内に検索されそうなキーワードを含める
    基本的な施策です。コンテンツ内に少なくとも検索されそうなキーワードを1つ含めます。
    含めすぎるとキーワード詰め込みとなってしまったり、訪問者に読みにくいコンテンツとなります。

  • CTAの設置
    CTAはコールトゥーアクションと呼びます。訪問者に対して何らかのアクションを促す効果があります。
    失敗から学ぶCTAの注意点7つ

  • リンクを設置しすぎない
    リンクを設置しすぎると、訪問者にとっても読みにくいコンテンツとなります。
    検索エンジンにとっては、リンクを張った分だけページランクは薄まると言われています。
    詳しくは、「サイト内部、外部への発リンク数」をご参照ください。

  • 更新頻度 定期的に良質なコンテンツを作成する
    ウェブサイトを作っても、それ以降放置してしまうと検索エンジンのクローラーも来なくなり、ウェブサイトの評価も徐々に落ちていきます。
    それが質の高いコンテンツでも時間の経過とともに情報が古くなり順位が下降していきます。定期的なメンテナンスや新規コンテンツの追加は継続的に行っていきましょう。
    サイト内コンテンツの更新頻度(ページ追加)の影響と有効性

Googleのガイドラインは項目が追加される事もありますので、常に注意して最新の情報が無いか確認する必要があります。
一般的にはSEO専任の担当者でない限り、Googleの発言を逐一確認するという事はおろそかになりがちです。
重要な項目に絞った内部SEO支援ツールなら、ページ単位でキーワード最適化のチェックを行う事ができます。




SEO診断ツールを活用して効率化

上記で記述した全ての内部SEO項目をチェックする事はできませんが、順位やユーザビリティに影響する重要な要素に絞って最適化する事ができます。


タグの記述やページのキーワード最適化

SEO ComposerやクラウドSEOツールのSpresseoには、内部SEOの為の最適化機能が付属しています。
ツールであれば常に最新の情報をもとにした内部SEOを行う事ができ、過去のSEOテクニックに惑わされて時間を浪費することもありません。
SEO Composerは内部SEO専用のツールとなります。一方でSpresseoでは内部SEO機能の他に、競合サイトとの順位比較や、被リンクチェック機能も付属している為、SEOの実践から効果測定まで総合的に管理する事ができます。


内部SEOアドバイス
Spresseoの内部最適化機能なら常に最新のSEOを実践する事ができる

企業のチームとしてSEOやウェブマーケティングを行うのであれば
クラウドタイプのSEOツールSpresseoはおすすめです。
個人で内部SEOを行う場合には、SEO Composerがおすすめです。


当ブログでは他にも多くのSEOツールを活用しています。
各ツールの紹介や使い方については「おすすめ無料・有料SEOツールの一覧」をご参照ください。




企業のウェブ担当者向けのSEOチェックリスト

内部SEO以外にも多くのSEO要素があります。企業内にウェブサイトの設計を修正できるエンジニアやコーダーが社内にいる場合には、その他のGoogleのランキングファクター(ページスピードの改善や、SSL対応、レスポンシブ化)も確認しておきましょう。
SEO要素チェックリスト | 企業のウェブ・SEO・ブログマーケティング業務担当者向け」で解説しています。



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野澤洋介

この記事を書いた人

アレグロマーケティング代表取締役 野澤洋介

SEOは考え方はシンプルですが、いざ実践するとなかなか思うようにいきません。
当ブログでは、読者の方に成功も失敗も合わせて情報を共有し、同じような悩みを解決できればという思いで運営しています。


著書:「最強の効果を生みだす 新しいSEOの教科書」(技術評論社)

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