ページレイアウトアルゴリズムとは?


2014年2月6日にGoogleのMatt Cutts氏のtwitterによると、ページレイアウトアルゴリズムを改良したようです。




ページレイアウトアルゴリズムの歴史

今回で3度目のアナウンスになります。時系列では以下のようになります。


2012年1月19日 はじめのアナウンス

http://insidesearch.blogspot.jp/2012/01/page-layout-algorithm-improvement.html
※詳細はページ下部でも解説しています。


2012年10月9日 2回目

英語圏のクエリで0.7%の影響。


2014年2月6日 3回目

影響については特に記述なし。




ページレイアウトアルゴリズムとは?

Google webmaster Central Blogでは、2012年1月にPage layout algorithm improvementの記事で詳細が確認できます。


要約すると、ページレイアウトアルゴリズムは、検索結果から目的のページにランディングした際に見えるページのレイアウトと、コンテンツの量に関して、ランキング評価の指標のうちの1つとしています。


検索ユーザーが検索エンジンを通してページを見る際に、レイアウトがわかりにくくメインのコンテンツがどこにあるのか見つけにくいページがランキング上位に位置する事があったようです。特にページの上部にPPC広告やアフィリエイト広告が詰め込まれているようなページは訪問者にとってメインコンテンツを探す際にスクロールしなければならない為、ユーザビリティ的に問題があります。


「above-the-fold」(ブラウザでページを表示)にわかりやすくメインコンテンツを配置するという当たり前の事を行っていれば問題ありません。PPC広告、アフィリエイトの収益のみを目的にしたサイトの場合は、順位が下がる可能性があります。


PPC広告、アフィリエイトなどの広告自体掲載する事は悪い事ではありません。広告収入を意識しすぎて、無理やりクリックさせるようなレイアウトは避け、訪問者のユーザビリティを損ねない事が重要です。


Google(と噂される)の検索エンジン品質の内部調査資料の中に「役に立つウェブページとスパムになるページ」という記述があり、この中で詳しく記述があります。




役に立つウェブページとスパムになるページ

リスティングやアフィリエイト広告に関するページと検索結果に関しては、パンダアップデート以降に順位が下降した方も多いのではないでしょうか。


アフィリエイトやリスティング自体の目的は、訪問者にとって役に立つコンテンツを通して収益を得る事ですが、収益を得る事のみにフォーカスしたウェブサイトの場合は、検索エンジンからの評価は低くなります。
では、アフィリエイトやAdsense広告などはどこまでなら問題ないのでしょうか?
Googleの非公式のヒューマンレイターチェック用の項目に定義が記述されていましたのでご紹介します。


ちなみにGoogle非公式というのは、毎年検索エンジンの質を評価する為に、社外でかなりの規模のテストスタッフを募集しているのですが、このドキュメントがいつもウェブ上に漏れて海外のSEOブロガーが騒いだり参考にしたりしています。
本当にGoogleの内部文書かどうかは私にはわかりませんが、内容は至極全うなものですので参考にはなるかもしれません。


検索エンジンが評価するポイント

検索エンジン自体は検索ユーザーの満足度が高いページを評価します。
基本的には訪問者がそのページを見て、目的の情報に簡単に辿り着く事ができなければなりません。
PPC、アフィリエイト自体は悪い事ではありませんが、スパムかどうかに関しては、以下のように記述があります。


役に立つページ

PPCやアフィリエイトも含めたコンテンツが、ユーザーにとって手助けとなっている。


スパムとなるページ

PPCやアフィリエイトも含めたコンテンツが、収益目的のみの為に存在している。




ユーザーに役立つページの例

以下のようなページは役に立つページの部類に入るようです。


価格比較サイト

価格比較を目的として、ユーザーがどのサイトから安く購入できるか、購入に関する情報をまとめたサイトです。日本では、「価格.com」は便利で使いやすいサイトの代表例です。


レビューサイト

購入の意思決定の為に、過去のユーザーのレビューを参考にする事があると思います。やらせ(ステルスマーケティング)などの問題もありましたが、書籍や家電、ホテルなどは一般的なようです。


レシピページ

レシピはオリジナルのレシピの他に、一般的なレシピが混在していても問題はありません。ただ、全てが一般的なもの、第三者が考案したものの場合コピーコンテンツとなる恐れがあります。コピーコンテンツはGoogleではガイドライン違反となりますので、順位に悪影響がでる可能性があります。


歌詞や引用など

例えばCDを購入する際に、サビの歌詞は知っているけれども歌手名や曲のタイトルがわからない場合に、詩の一部から検索する事があるかもしれません。歌を探す際に手助けとなるようなコンテンツはユーザーにとってメリットがあります。日本でも「歌詞 検索」で検索すると複数のサイトがあります。


会社のコンタクト情報

住所や電話番号、地図などを探す際に便利です。


クーポン・ディスカウントコードなど

単純にリンクを張る事に加えて、アフィリエイターの中にはクーポンコードを発行し、付加価値をつける場合もあります。このようなウェブサイトもユーザーメリットがある為、スパムではありません。


ユーザーに役に立つページの例を見ると、何かしらの存在意義があると思います。単純にPPCやアフィリエイトを一行で載せていくといったページはSEOではもう通用しませんので、意味のあるページ・コンテンツを作っていきましょう。



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野澤洋介

この記事を書いた人

アレグロマーケティング代表取締役 野澤洋介

SEOは考え方はシンプルですが、いざ実践するとなかなか思うようにいきません。
当ブログでは、読者の方に成功も失敗も合わせて情報を共有し、同じような悩みを解決できればという思いで運営しています。


著書:「最強の効果を生みだす 新しいSEOの教科書」(技術評論社)



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