QDFアルゴリズムとは?

2015年11月10日

ページ内部のコンテンツは頻繁に修正や更新が必要かどうか?について、誤って解釈してしまうケースを見かけます。サイト全体をメンテナンスし、良質なコンテンツやページを追加する事は重要ですが、単純にページ内の文字を毎日2、3個ランダムに変更したからといって、検索結果に影響はありません。
※「サイトの更新頻度(ページ追加)の影響と有効性


ニュースサイトや法律関連などの情報の新鮮さが重要なカテゴリに属するウェブサイトの場合は、特殊なQDFと呼ばれるアルゴリズムに影響を受けます。




QDFアルゴリズムとは?

QDF(Query Deserves Freshness)アルゴリズムとは、コンテンツの新鮮さを評価するアルゴリズムです。主な例としては、地震情報や天気、野球の試合結果に関する検索クエリーに対して、新鮮な情報を優先させる働きを行います。全ての検索キーワードに対して働くアルゴリズムではなく、検索クエリの種類によって使い分けられるもののようです。



QDFは存在するか?

上の動画でMatt Cutts氏が回答しています。


存在します。
Amit SinghalがNew York Timesの記事の中で、ある検索クエリでは「情報の新鮮さ」の価値が重要な場合があると発言しているので、確実に存在します。




全てのウェブサイトで情報の鮮度は重要な要素か?

下の動画でQDFもからめてGoogleのMatt Cutts氏が説明しています。




検索クエリの種類とは?

検索クエリは、ナビゲーショナル、インフォメーショナル、トランザクショナルクエリといったように大きく3つに分類できます。(検索エンジンもクエリの意図を読み取ります。)
※詳しくは、「検索クエリの種類と意味 インフォメーショナル・トランザクショナル・ナビゲーショナル」で解説しています。
この中には、更に掘り下げると最新の情報を取得したいという意図の検索キーワードもあり、そのキーワードに関してQDFが働きます。


例えば地震に関する情報や開催中のイベントなどは、QDFが作用します。


ただし、全てのキーワードに関してQDFが働くわけではありません。
ナビゲーショナルクエリや、時間とともに変化しないコンテンツ(エヴァーグリーンコンテンツ)、長文のコンテンツや研究などがQDFの影響は大きく受けません。


ニュースのトピックや、新鮮さが重要なニッチなトピックを扱っていないウェブサイトであれば、QDFをそれ程気にする必要はありません。


SEOなどのトピックでは、常になんらかの出来事が起きていますが、色褪せる事の無い長く読まれるコンテンツもあります。
最新の情報ばかり飛びつくよりは、鮮度の影響しないコンテンツ作成に取り組む方が良いでしょう。
情報の鮮度は200以上あるシグナルの一つに過ぎません。


新鮮さを誤ってとらえ、毎日ページの中の複数のワードをランダムに変更したり、更新日を変えたりするような事を行っても評価はしないそうです。もちろん定期的にサイトをメンテナンスする事は重要ですが、見かけ上の新鮮さとQDFとは全く関連がありませんので、誤って解釈されないようにご注意ください。




QDFアルゴリズムが働くか実験

情報の鮮度が重要なトピックの場合には、QDFも考慮して記事を書く事もあると思います。
当ブログでは、それ程鮮度は気にしていませんが、QDFのアルゴリズムが順位やトラフィックに影響するか実験を行いました。


想像以上に効果があったので解説したいと思います。
※Matt Cutts氏の発言の通り、情報の鮮度ばかり追ってしまうとそれ以外の要素をケアすることができないので、作成したコンテンツ自体に鮮度がそれ程重要でないのであれば、QDFは全く意識しなくても問題ありません。


6月6日~6月7日13:00時点でのページビュー

アルゴリズムに関するニュースをいち早く記事にしてウェブサイトに公開した際の結果が以下のグラフの通りとります。

その記事ページに関する現時点でのページビューですが、ページを作ってからすぐインデックスされ、ランキングもいきなり上位に上がったため思った以上の集客効果がありました。



ページの集客を増やすには?

運営しているサイトで取り扱っているテーマがあるとします。
そのテーマと関連する話題を誰よりも早くキャッチして、素早くページを公開する事が重要です。
クローラーが来てQDFに該当するクエリとコンテンツであれば、そのクエリで上位に表示されます。
ただし、クローラーがほとんど来ないようなウェブサイトだと他のウェブサイトに先を越されます。
今回の場合はWordPressを使ってすぐに新規ページを作りました。


素早くインデックスされた理由が、WordPressの機能のおかげか、毎日ページを増やしているからなのかは不明ですが(この時はRSSフィードをウェブマスターツールに登録していませんでしたので)、少なくともページを素早く公開するにはWordPressは最適です。




素早くインデックスさせてQDFを最大限活用

当ブログの場合は、素早くクローラーにインデックスさせる為にXMLサイトマップとRSSフィードの両方をウェブマスターツールに登録しています。
詳しくは、「XMLサイトマップとRSS/Atomフィードの組み合わせ」で解説しています。



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野澤洋介

この記事を書いた人

アレグロマーケティング代表取締役 野澤洋介

SEOは考え方はシンプルですが、いざ実践するとなかなか思うようにいきません。
当ブログでは、読者の方に成功も失敗も合わせて情報を共有し、同じような悩みを解決できればという思いで運営しています。


著書:「最強の効果を生みだす 新しいSEOの教科書」(技術評論社)

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