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🚚 Merchant Center に頼もしい新機能!Googleが「自動配送更新」を追加

2025年6月下旬、Google Merchant Centerに新機能「Automatic Shipping Updates(自動配送更新)」が導入されました。これは、商品の配送情報(到着予定日など)を、Google 独自の追跡データをもとに自動更新する機能です。


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🔍 どう動く?:仕組みと対象範囲

  • US限定で正式導入。米国内の買い手に対して、配送日目安の精度を向上させます 。
  • Merchant Center にログがある履歴トラッキングや、StoreBotクローラーがサイトから直接配送スピード情報を取得。
  • これにより、商品ページまたは広告表示で最新の配送状況が自動反映されます。

🎯 導入のメリット

  1. 配送予測精度アップ
    クレーム・不安の軽減につながり、購入決断率が向上します 。
  2. 競合との差別化
    他商品との配送日比較がしやすくなり、優先される可能性UP
  3. CVR向上の期待
    情報精度が上がることで購入率が高まり、広告やリスティング経由のCVR改善に寄与

🛠 導入手順まとめ

公式ヘルプと検証報告を元に、導入ステップを整理しました:

  1. Merchant Centerでオプトイン
    「Products > Automatic Improvements」で「Shipping」項目を有効化。
  2. クローラーとトラッキング連携
    • StoreBotクローラーに配送情報クロールを許可
    • トラッキング履歴データ(Content API またはパートナー連携)をGoogleに共有 。
  3. 反映を確認
    有効化後、試験的な商品で正しく「estimated delivery」表示が更新されるか数日観察。

🧭 運用上の注意点と最適化

チェック項目対策
情報源の正確性サイト掲載の配送情報と差違がないよう更新
オプトイン管理米国外サイトでは明示的にオプトイン設定が必要
クロール設定最適化クローラーの負荷や頻度は調整が可能
データモニタリング配送情報の更新状況とCV推移を追い、効果を評価

✅ なぜ今、導入すべきか?

  • ECの配送速度が購入判断の要因上位である今、精度の高い配送予定表示がCVRに直結する時代です。
  • 既に「価格・在庫」の自動更新を導入している場合、配送情報も同様に自動化すべき最後のピースとなります。
  • US市場向けECの方は、まずは試験的導入による効果検証からスタートし、展開判断をする価値があります。

📝 総まとめ

  • 自動配送更新は米国限定ながら、信頼性強化と購入決断の後押しとなる重要機能
  • Merchant Centerから容易に導入でき、EC・広告パフォーマンスにポジティブな影響が期待されます。
  • まずは少数商品のテスト導入と効果分析から始め、サイト内展開を検討してみてください。

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この記事を書いた人

SEOは考え方はシンプルですが、いざ実践するとなかなか思うようにいきません。
当ブログでは、読者の方に成功も失敗も合わせて情報を共有し、同じような悩みを解決できればという思いで運営しています。
【著書】
分析が導く 最新SEOプラクティカルガイド」(2022年5月27日発売 技術評論社)
最強の効果を生みだす 新しいSEOの教科書」(2017年9月20日発売 技術評論社)

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