アンカーテキスト効果とサイト内リンク設計

アンカーテキストSEO効果
アンカーテキストとは?

アンカーテキストとは、リンク内に表示されるテキストです。
アンカーテキストは、検索エンジンと訪問者に対してリンク先のページの内容がわかるように簡潔に記述します。

アンカーテキスト無し

アンカーテキストはリンク先のページが何かわかりやすい言葉にして、設定しましょう。

アンカーテキスト有り

アンカーテキストはリンク先のページが何かわかりやすい言葉にして、設定しましょう。

Googleはアンカーテキストリンクを見て、リンクとコンテンツの関連性を把握し、信頼度を測る際のシグナルとして評価しています。

効果的なリンクテキストを記述する

目次

アンカーテキストと被リンク効果

「被リンク」というと外部サイトからリンクを受けるイメージがありますが、自分のサイト内のページから受けるリンクも被リンクの一つです。

外部からのアンカーテキスト被リンクは、自分のサイトではない為コントロールする事は難しいですが、サイト内のバックリンクであれば、簡単にアンカーテキストを自分の思いのまま修正することができます。

アンカーテキストの注意点

コンテンツとは無関係なアンカーテキストを意図的に設定する行為はスパムに該当します。
アンカーテキストにユーザビリティを無視してキーワードを詰め込む事もスパムに該当します。
Googleはアンカーテキストだけでなく、そのページの内容やアンカーテキスト近辺の文章も判別できます。

アンカーテキストの長さはどのくらい必要?

Googleに関して言えば、長いアンカーテキストはそのリンク先ページに対してより詳しい文脈を伝える事にはなるそうです。とは言っても、それが直接的に順位に左右するかどうかについてはわかりません。
基本的にはユーザーの使い勝手の良いアンカーテキストであれば、文字数を意識する必要はありません。

ナビゲーションメニューのアンカーテキストの誤字は致命的

これは当ブログでも実際に失敗した点です。
商品名を記述したメニュー上のアンカーテキストリンクを修正を行った際に、商品名で誤字があり、それまで商品名キーワードで上位に位置していたものが、1ヶ月後に下降してしまいました。

Googleにインデックスされるまでの期間が1ヶ月程かかり、順位が下降した段階で気がつきすぐに修正を行いました。
メニュー上でのアンカーテキストの誤字はそれ程強力なインパクトがあります。
もちろんコンテンツ本文内でのアンカーテキストに誤字があった場合、アンカーテキストリンク効果が本来評価されるべきものにはなりませんので注意しましょう。

アンカーテキストの省略は避けましょう

省略されたアンカーテキストとは、こちら、コチラ、戻る、トップ、ホームなどの省略された言葉にリンクを設定する事です。このままでは折角のアンカーテキスト効果を捨てている事になります。

省略されたアンカーテキストの例

<a href=”/”>トップ</a>
<a href=”/”>ホーム</a>
<a href=”/”>戻る</a>

アンカーテキスト活用法

例えば下図のように、ページAを「名刺印刷」というキーワードで最適化をするとします。
現在、ページAに対してページBから「詳細はこちら」というリンクが張られています。

省略されたアンカーテキスト

現在の検索エンジンであれば、おそらく文脈から推測して次のページを理解できますが、当初の検索エンジンでは直接的には次のページを理解する事ができませんでした。その名残として、今でも下の画像のように、ページBのアンカーテキストを「名刺印刷のサービス内容」とすると、「名刺印刷」というキーワードが含まれ、検索エンジンにとってもより理解しやすいとされています。

適切なアンカーテキスト

画像に対してリンクを張っている場合は、画像のalt属性を編集してリンク先のページの内容を示すテキストを入力しましょう。

アンカーテキストが不明瞭な場合

Googleはアンカーテキストが不明瞭な場合は、補助的にその文脈や周辺のコンテンツを使用します。但し、あくまでアンカーテキストが最も強い基準として判断に使用され、それ以外は若干役に立つ程度のようです。

Googleが評価するアンカーテキストの位置

ページ内のリンクエリアは大抵は以下の5つに範囲分けする事ができます。

  1. ヘッダ部分の共通のリンク(企業ロゴやフレーズ)
  2. グローバルナビゲーション
  3. サイドメニュー
  4. フッターメニュー
  5. 本文コンテンツ内のリンク

WebmasterWorldで著名なTedster氏がGoogleのパテントを調べた上で発言した内容を見ると、フッターメニューのリンクはその他のリンクに比べ最も低い評価となっていると推測されます。

最も評価されるアンカーテキストリンクは、本文コンテンツ内のリンクとされています。
これを裏付けるように以前にGoogleのMatt Cutts氏が、「人の手で編集され選択されたアンカーテキストリンクをより評価する」と発言しています。

アンカーテキストリンクの張り方

SEOを意識しすぎるとアンカーテキストリンクの張り方に様々な疑問が生じます。
基本的には訪問者を意識してわかりやすいアンカーテキストを考えていれば、問題となることはありません。
よくある疑問2点をそれぞれ以下で解説致します。

ページA上で異なるアンカーテキストリンク2つをページBに張っても良い?

「1つのページに同じページへの2つのリンクを異なるアンカーテキストで張った場合、ページランクの流れにどのような影響がありますか?」

ページランクについては、「ページランクとは?Googleのツールバーページランクは更新停止で確認不能」で解説しています。

ページBへ異なるアンカーテキストでリンク
ページBへ異なるアンカーテキストでリンク

大元のページランク資料をみると、一つのページから2つのリンクをもう一つのページに張ると、両方のリンクからページランクは流れます。
リンクのページランクの量は(オリジナルのページランク資料によると)発リンクの数だけ均等に分割されます。
つまり、2つのリンクが同じページへ向かっている場合は、2つのリンク分ページランクがそのページへ流れます。

1ページに対して全て同じアンカーテキストでサイト内リンクを張っても良い?

内部被リンクでトラブルになる事は一般的にはないようです。ナビゲーションメニューでは一般的に起こり得る事ですので使いやすさに配慮したアンカーテキストを設置しましょう。

アンカーテキストの見本となるウェブサイト

このアンカーテキストの最適化を最大限利用したサイトが有名な「ウィキペディア」です。ウィキペディア(wikipedia)には膨大な量のページがあり、ひとつひとつのページが固有のアンカーテキストでリンクし合っており、サイト内バックリンク効果を最大限活用しています。

もちろんこれは極端な例で、お持ちのウェブサイトにはふさわしくないかもしれませんが、実際に固有名詞等で検索すると多くのケースでウィキペディアの固有ページが1ページ目に表示されている事がわかります。

アンカーテキストの分散という考え方

サイト内のリンク設計においては、訪問者に便利なアンカーテキスト、わかりやすいアンカーテキストを心がけます。
そもそもクリックされないようなリンクやアンカーテキストは価値が無いとも言えます。

サイト内リンクのアンカーテキスト分散について

SEOばかり意識してしまうと、「アンカーテキストは分散させた方が良い」など余計なことを気にしてしまうかもしれませんが、少なくともサイト内リンクに関しては訪問者の利便性を考えて設置しましょう。
※サイト内リンクでアンカーテキストを意図的に分散させた方が不自然だからです。

便利なアンカーテキストリンクで、リンク先のコンテンツも役立つようであれば、訪問者にウェブサイトを覚えてもらえるかもしれませんし、信頼性も高まります。

信頼性が高まればシェアや、自然な参照リンクを獲得することで、より多くの人に見てもらえるようになります。
その結果検索順位にも良い影響が出てくるでしょう。

サイト外リンクのアンカーテキスト分散について

自身で管理しているウェブサイトであれば、サイト内リンクと同様に利便性を重視した方が良いでしょう。
サイト外リンクのアンカーテキスト分散は、一般的にリンク販売業者が売り文句としているスパム手法です。

Googleは自然な被リンクを評価しますが、アンカーテキスト分散の被リンクは自然なように見せかけてスパム判定されないように偽装する行為です。
質の悪いコンテンツから、アンカーテキスト分散で多くの被リンクを獲得したからといって、ウェブサイトの評価は上がりません。それだけでなくスパム判定されれば検索順位を落とし、検索結果から排除されることもあります。


SEOで重要な事は、コンテンツの質を高めて、積極的にSNSなどを通じて多くの人に見てもらい、訪問者の信頼を獲得していく事です。

自然被リンクを獲得する為に重要なポイントは、「被リンクを増やす外部SEO ペナルティを受けない自然被リンク獲得法」で解説しています。

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この記事を書いた人

SEOは考え方はシンプルですが、いざ実践するとなかなか思うようにいきません。
当ブログでは、読者の方に成功も失敗も合わせて情報を共有し、同じような悩みを解決できればという思いで運営しています。
著書:「最強の効果を生みだす 新しいSEOの教科書」(技術評論社)

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