検索順位アップ!Googleの検索順位を上げる秘訣はコンテンツの質

2017年7月1日

まずはじめにご理解いただきたいのは、「検索順位を上げる事だけがSEOでは無い」という事です。
例えば検索クエリ(キーワード)の需要の調査もせずに、思い込みで選んだワードでSEOに取り組んだとしても、そもそも誰も検索されないワードであれば意味がありません。
また、仮に良く検索され、自身のウェブサイトの訪問が増えたとしても、一切成果に結びつかないという事もあり得ます。
重要な事は、順位が上がり、訪問者が増えるという事ではなく、直接、間接的な成果につなげていく事です。
その為には検索クエリの調査と選定を行い、検索クエリの意図を理解し、検索ユーザーが満足するような質の高いコンテンツを作成しましょう。
ここではコンテンツの質に関する要素や考え方についてまとめました。



現在のGoogleは人間に近い感覚でコンテンツの内容や検索クエリを理解できるようになってきていると言われています。その為、昔のようなテキストベースの施策が順位に影響する事は少なくなっています。
質の高いページコンテンツ制作を行うには、少なくとも次のような要素を考慮しなければなりません。




専門性の高いトピック

専門性の高いトピックを扱うコンテンツは検索エンジンに評価されます。逆に誰でも知っているような事をコンテンツにしてもなかなかGoogleからは評価されません。


ウェブを通して専門性の高い情報を発言できる運営者は限られますが、研究者でなくても検索ユーザーが興味を持つような詳しい専門的な情報を発信することは可能です。


ウェブサイトを運営し、SEOを考えるのであればまず自身が専門とするニッチなトピックから入り、少しずつトピックの幅を広げてコンテンツを制作していく事をおすすめします。


また、自身で専門性の高いコンテンツを作成する事が難しい場合には、外部の専門家に特定のテーマで記事を書いてもらう「ゲストブログ」という方法もあります。
運営者側は質の高いコンテンツを作成する事ができ、専門家はそこからの参照リンクを獲得できる為、記事の品質が問題なければ両者ともにメリットがありますが、コンテンツ提供者の書く記事の質や専門性は事前に見極める必要があります。
ゲストブログの運営上の疑問点は以前GoogleのMatt Cutts氏が説明していましたので紹介します。



ゲストブログのスパムは適切に対処

同じような文章を大量のゲストブログを活用して「article spining」と呼ばれる他人のコンテンツをひたすら貼り付けるような行為や多くのゲストブロガーによるスパムブログを放置すると、質が悪いとコンテンツとしてみなされるようです。


ゲストブログをリンク獲得する為の戦略として活用している場合は十分注意が必要です。
Googleがスパムや品質の低いサイトを見つけた場合なんらかのアクションを起こす事はあるようです。


ゲストブログ活用の注意点

ゲストブログを悪用されて、記事と一緒にリンクを埋め込まれた場合、リンク先がスパムサイトとみなされているサイトの場合は、あなたのサイトの評価に悪い影響を及ぼす事もあるようです。
このような投稿は放置せずに削除するなどきちんとメンテナンスしなければなりません。


誰もが投稿できるような仕組みではなく、きちんとしたコンテンツを投稿しているゲストブロガーだけを許可するなど、メンテナンスは必要です。
基本的には、リンクの質や、コンテンツの質、量などが適切であるか判断し、訪問者がそのページを見たときに良いと思うか、スパムと思うかといった事を考えて運営していく必要があると思います。




オリジナルのコンテンツ

オリジナルのコンテンツをGoogleが評価する理由を推測してみました。
検索スパムの中でコピーコンテンツというものがあります。
コンテンツを作成する、記事を書くという事はそのトピックに関しての知識が必要となり、その内容がオリジナルのもので競合コンテンツには無いものであれば検索エンジンからも評価されます。


しかし、コンテンツを書く為の土台となる知識を持つ人員がいなかったり、忙しくて時間が確保できない場合には、SEOの為に安易に他人のコンテンツをコピーしたり、言い換えてしまうサイト運営者もいます。


意図的にコピーしたり、一部を言い換えたりしても順位の助けにならないばかりか、SEO以外の著作権やモラルの面で評判を傷つけてしまうかもしれません。実際に信頼性の低い記事を大量に作成して、検索上位を確保した企業がありましたが、後にウェブ上だけでなくテレビでも取り上げられる程に大炎上した事件がありました。
上位を獲得したからといって、コンテンツの質が低かったり、モラルに反する事を行っていれば、企業の評価を下げてしまう事になります。


無断複製されたコンテンツ具体例

自動生成を使ってrssを活用してそのまま掲載したり、手動で良質なページからのコンテンツを複製したりするケースが該当します。


外部ページのコンテンツをそのままコピーする行為

既に検索順位が上のページや、同じビジネスを行っているサイトを参考にするケースがあると思います。例えば既に上位のページと同じページを作成したからといって、Googleで上位表示される事はありません。検索エンジンはコピーされたコンテンツを見抜く事が出来る為、インデックスされたとしても検索結果に表示される事はほとんどないでしょう。


外部サイトのコンテンツを組み合わせたり、文字を置き換えたりする行為

まるまるコピーしてしまうと検索エンジンからの評価が悪くなる為、なるべく手間がかからないように一部置き換えたりしてごまかす行為です。こちらも最近のウェブマスター向けガイドラインでは、新たに禁止項目として追加されました。


RSSを活用したページ

無断かどうかという点では、RSSで発信しているので流用は可能かもしれませんが、アフィリエイトのページなどでは特定のニュースに絞ってRSSでコンテンツを引っ張ってきているページを見かけます。引用は良いと思いますが、あくまでもそのページ内に独自のコンテンツを盛り込まなければサイトの評価は上がりませんので注意が必要です。


カタログページの流用

こちらも無断ではなくても、同じようなページが多くのサイトに掲載される点では、評価は低くなります。ECサイトであれば、レビューを入れたり、購入者の評価を入れたりといったオリジナルの工夫が必要です。

同じ商品を複数のドメインで販売している場合は、以下のページの注意点を確認しておきましょう。

重複コンテンツとは コピーコンテンツでGoogleにペナルティ判定?


既に一般化している知識などの場合は、コンテンツの一部が重複してしまう事はもちろんあるでしょうが、そのような場合はページにオリジナルのコンテンツ(トピック)を追加・補足して差別化しましょう。
競合サイトと似たようなトピックを扱うコンテンツでもオリジナルのコンテンツ多く含めて差別化する事で訪問者からも検索エンジンからも評価されやすくなります。




正しい文法

自動生成されたコンテンツはスパムに該当します。
正しい文法で訪問者に理解されるコンテンツである必要があります。
また、訪問者目線で読みやすいコンテンツ、ナビゲーションメニューの配置も重要です。
代表的なものとしては以下のような点に注意してコンテンツを作成します。

  • 日本語として正しい文脈と文法
  • 訪問者が今どこにいるか一目で分かるパンくずリストの設置
  • 大きな見出しで読みやすくレイアウトする
  • 本文の文字は小さすぎないように
  • 改行を使って3行で一つのパラグラフにすると読みやすい
  • スペースをうまく使う
  • 適切に誘導する為のわかりやすいアンカーテキスト設置

文字装飾については、ユーザー目線でわかりやすさを第一に太字を使用したり、斜体、下線などを使用します。
以前はbタグ、Strongタグ等でターゲットとするキーワードを囲むと評価が上がるといった都市伝説がありましたが、順位との関連性は無いでしょう。
また、GoogleのMatt Cutts氏の発言ではbタグやStrongタグはemやiとともに特別な違いは無いとも発言しています。



コメント自体の文法が誤っていると評価に悪影響を及ぼすか?

ブログを運営されている場合には、第三者が記事に対してコメントできるコメント投稿機能が付いている場合が多いと思います。


ウェブマスタービデオでは、「WordPressブログ上のコメントに関して、文法を修正するべきか?ひどい文法の場合は、承認してはならないのか?もし承認した場合に文法の問題でサイトの評価に悪影響があるか?」といった質問がありました。
この質問に対してMatt Cutts氏が回答しています。



あなたのページ上のコンテンツの文法が正しければ、コメント自体の文法が正しいかどうかまでは心配する必要はありません。
というのは、インターネット上のコメントを見て見ると意味がわからないものもあります。
例えばYouTubeや他の大きなサイトのコメントの中には意味の通じないものもたくさんあります。
このようなコメントがあるからといって、YouTubeのページが検索結果に出ないわけではありません。
重要な事は本文内に高い品質のコンテンツを提供する事です。




検索ユーザーが欲しい情報

単純にキーワードを含めたコンテンツを作成するだけではGoogleは評価しません。ターゲットとするクエリの意図を調べ、検索ユーザーが知りたい情報を競合サイトよりも詳しく、わかりやすく提供しましょう。
検索ユーザーが本当に欲しい情報は一般論ではなく、より深く解説し、具体的、客観的で役に立つ情報です。
詳しくは、「SEOのやり方がわからない?まずは検索ユーザーの意図を理解しましょう」で解説しています。




訪問者の満足度が高い

Googleは訪問者の満足度を測定する事はできないので、被リンクの質や数で判断しています。
被リンクも全く関連の無いページからの被リンクよりは、関連するトピックや信頼性の高いウェブサイトからのリンクを評価しています。
ブックマークでの共有もこの要素に含まれています。
役に立つ情報は引用でリンクを張られたり、共有されやすい為、結果論的にGoogleが判断している要素です。


被リンクの数はSearch Consoleを活用する事で確認する事ができます。
詳しくは、「外部被リンク元や数の調べ方 Googleバックリンクのチェックツールで調査」をご参照ください。


数や質、アンカーテキストなど、より詳しく確認するにはSpresseoの被リンクチェックツールがおすすめです。




他のサイトよりも新鮮な情報を扱っている

ブログコンテンツでは、古いコンテンツをそのまま放置してしまう事も多いと思います。
また、ニュースサイトのように同一のトピックであっても常に新規ページでコンテンツを作成している方も多いかもしれません。


ウェブサイトの運営方法はそれぞれですが、運営されているブログがニュース形式でなければ、同一トピックで新規コンテンツページを作成するよりは、既存のコンテンツに追加・補足した方がSEOで有効な場合もあります。


また、訪問者にとっても新しい情報も含めてきちんとまとめられたページの方が使いやすい場合もあります。
この点についてはGoogleのMatt Cutts氏の発言が参考になると思います。
サイト内コンテンツの更新頻度(ページ追加)の影響と有効性




ブログ投稿の質と量どちらがSEOで重要か?

ブログやWordPressなどのCMSはHTMLに詳しく無くても簡単にコンテンツを作成する事ができる為、多くの企業でブログを使ったコンテンツ作成が行われています。
ブログを運営する場合、SEOを考えると頻度と質のどちらが重要なのでしょうか?



検索エンジンには頻度より質の方が更に重要

検索エンジンに関して言うと質の方が重要だそうです。


ブログ訪問者の視点

ブログの訪問者の事を考えた場合、投稿者は投稿の頻度を重要視するケースがあると思います。
訪問者の立場に立ってみると、あるブログを毎日見て、ほとんど更新されていない事がわかると毎日はチェックしなくなります。
更新頻度が低いと、新しい情報が無い為、閲覧頻度も低くなってきてしまうのは当然かもしれません。


大きなブログの場合は、新しい投稿が数時間ごとにでてきます。
訪問者は静的なページを見るのとは異なり、一日中いつでも新しい投稿を見る事ができる為、訪問するたびに新しい情報を取得できるメリットがあります。


検索エンジンは質が重要

Matt Cutts氏の話では、検索エンジンの事を考えるとコンテンツの品質の方が頻度よりも断然重要なようです。
彼自身のケースでは毎日は更新しないようで、たまにサボって1週間以上空いてしまう事もあるようです。
ただ、投稿する際には、何か役立つ情報を載せる事を考えてコンテンツを書いているようです。


毎週更新できなくても、数週間かけたリサーチの結果をブログで投稿するという事は検索エンジンからの評価も良いようです。
その人の見識、ユニークな角度からの分析、付加価値、誰もが気がつかないような予測などが入っていると、多くの人に役に立つ情報となり、自然とリンクを引き寄せ、検索エンジンの評価も高くなるようです。


頻度のみを重要視するよりは、質を考えた方が良いかもしれません。
もちろん頻度も怠けてしまうと、折角のあなたのブログのファンを逃してしまう事になるかもしれないので、バランスが重要だと思います。
ブログで品質の高いコンテンツを継続的に増やしていくと、各ページごとに複合キーワードでの集客が発生します。
ブログを運営されるのであれば、ロングテールSEOという手法が集客の近道だと思います。




作成したコンテンツの質や成果を判断するには

ページの新規作成、既存のコンテンツの改善を行った際の効果を判断するには、キーワードの順位やオーガニック検索トラフィック、獲得した被リンク数などで判断していくと良いでしょう。
コンテンツのトラフィックを向上させるには、以下のような方法が考えられます。


  • コンテンツ強化
    競合サイトのページと比較して、より詳しいコンテンツに仕上げます。
    最も重要な施策です。

  • 内部SEO
    コンテンツにマッチしたキーワード(検索されそうなキーワード)を決めます。
    全てのページで出来るだけ異なるキーワードで最適化します。
    内部SEO施策(内部対策)と外部SEOとは?

  • ウェブサイト内のアンカーテキストリンク強化
    ウェブサイト内のナビゲーションメニューをわかりやすくしたり、ページ本部内にふさわしいページ同士でアンカーテキストリンクを設置します。訪問者目線で便利なアンカーテキストリンクを設置しましょう。
    SEO目線で無理にアンカーテキストを増やすと、訪問者にとって見にくいページとなります。
    アンカーテキストリンク効果とサイト内リンク設計

  • トップページからのリンク
    重要なページはトップページからリンクを張ります。
    ただしトップページからのリンクが多すぎると、使いにくいページとなる為、訪問者にとって重要なページに絞って、不自然にならないようにリンクを設置しましょう。
    ページランクとツールバーページランクの違いと検索順位への影響

上記の中では1.が最も重要な要素です。検索ユーザーが実際に検索する「キーワード」にマッチするようなコンテンツで、相対的に質が高いコンテンツは検索順位で優遇されます。
一方でただ闇雲に質の高いコンテンツを作れば良いという解釈ではSEOにおいては失敗する場合もあります。


質の高いコンテンツでもSEOに向いていないケース

もちろん訪問者がウェブサイトにたどり着く手段はSEO以外にもありますので、質の高いコンテンツ作成を否定しているわけではありません。
質の高いコンテンツはどのような手法であっても重要です。


ここで言いたい事は、例えばSEOを意識しているにも関わらず、検索ボリュームがゼロのキーワードをターゲットに質の高いコンテンツを作って順位が上がったとしても、検索経由のトラフィックは当然無いという事です。(検索需要が無い)


SEOに適していなくてもそのコンテンツが「新商品の購入をすすめるメルマガ」のランディングページに適しているという事もあります。
例えば日付けを限定した特別価格の商品をすすめるページなどはSEOには向いていませんが、メルマガなら適しているでしょう。




SEOという手法を選択されるのであれば、ある程度検索ボリュームの多いキーワードをターゲットに質の高いコンテンツを作成していく方が効率的です。


検索ユーザーが検索するキーワードを調べ、その意図を理解し、検索ユーザーが求める有益なコンテンツを作成していくという事を理解する事は、SEOを効果的に行う為の第一歩です。


SEOにおける具体的なキーワードの選定方法や、コンテンツの改善方法については、「SEOキーワード選定のコツと1ページで意識するキーワード数」で解説しています。



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野澤洋介
野澤洋介

この記事を書いた人

アレグロマーケティング代表

SEOツールのプロジェクト担当者でもあり、自社のSEO担当でもあります。
SEOは考え方はシンプルですが、いざ実践するとなかなか思うようにいきません。
当ブログでは、読者の方に成功も失敗も合わせて情報を共有し、同じような悩みを解決できればという思いで運営しています。

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