一つのドメインで複数の地域ターゲットを設定

2017年10月4日

Search Consoleでは、登録したドメインごとに地域ターゲットを設定する事ができます。
国コードを持つトップレベルドメイン – ccTLD(.jpや.ieなど)の場合は、既に国情報と関連付けられるようなので特殊な設定は不要ですが、ジェネリックトップレベル ドメイン – gTLD(.com、.org など)では、地域ターゲティングにより、地域に関連する検索結果の精度を向上できるようです。


地域ターゲットについて



国ごとにドメインを購入する必要はない

一つのドメインで複数の地域ターゲット(ロケーション)を設定する事は可能か?といった質問に対してMatt Cutts氏は以下のように回答しています。

サブドメイン・サブディレクトリごとに設定

もしドメインを一つ所持していれば、Search Console上でサブドメインやサブディレクトリ単位で個別サイトとして登録できます。
サブドメイン・サブディレクトリ単位で個別に登録すれば、地域ターゲットを個別に設定する事ができます。


.frや.de、.ukなどドメインごとに追加する事もできますが、もし一つしかドメインがなかったとしても、この方法であれば異なる多くのドメインを購入する必要はありません。




地域ごとにhreflangを使用して言語に対応したページを指定

日本語、英語、フランス語のような具合に各言語ごとにサブドメインで区切ってウェブサイトを運営している場合には、各言語のサイトごとにhreflangでお互い指定する事で、Googleは各言語のウェブサイトを認識し、検索ユーザーに適したURLを検索結果に表示するようです。


hreflang記述場所

Googleは「ヘッダーの HTML リンク要素」、「HTTP ヘッダー」、「サイトマップ」の三つのケースを紹介しています。
別のウェブサイトになりますが、個人的には、簡単に設定できるhtmlのheadセクションへの記述を行いました。


記述方法

例えばexample.comのドメインは英語向けで、このウェブサイトの日本語版をjp.example.com、フランス語版をfr.exmaple.comとして運営するのであれば、各言語のヘッドセクションに以下のように記述していきます。


言語を示すコードは、「ISO 639-1」を調べて入力します。


example.com(英語)

<link rel=”alternate” href=”http://jp.example.com” hreflang=”ja” />
<link rel=”alternate” href=”http://fr.example.com” hreflang=”fr” />


jp.example.com(日本語)

<link rel=”alternate” href=”http://example.com” hreflang=”en” />
<link rel=”alternate” href=”http://fr.example.com” hreflang=”fr” />


fr.exmaple.com(フランス語)

<link rel=”alternate” href=”http://example.com” hreflang=”en” />
<link rel=”alternate” href=”http://jp.example.com” hreflang=”ja” />


hreflangで指定するエントリー数には制限は無い

John Mueller氏のTwitterコメントによると言語はいくつでも指定できるようです。ただし、量が多くなった場合にはサイトマップの方が管理しやすいかもしれません。


詳しくは「言語や地域のURLにhreflangを使用する」をご確認ください。





Googleの処理方法も改良されている

2015年1月29日にGooglebotを改良した事をアナウンスしています。
地域対応ページのクロールとインデックス登録


以前の仕様

  • Accept-Language HTTP リクエスト ヘッダーを設定せずにページをリクエスト
  • 米国と判定されるIPアドレスを使用

上記の仕様では正しくクロールできないケースもあったようです。


現在の仕様

  • Googlebot は、リクエスト内で Accept-Language HTTP ヘッダーを使用
  • 米国からと判定される現在の IP アドレスに加え、米国外からと判定される IP アドレスも使用する

Googlebotが現在の仕様に変わっても引き続き「hreflang」の指定は推奨しているようです。


最近のGoogleでは地域ターゲットはccTLDとSearch Consoleの設定を使用

以前のGoogleでは、サーバーの場所とccTLDから検索結果に表示すべき地域を判断していましたが、現在ではccTLDとSearch Consoleの設定を使用しているようです。つまり動作するのであればサーバーの位置はどこでも構わないようです。



日本の企業でも海外でECサイトを立ち上げるケースを聞きますが、英語圏の場合は、カナダ、オーストラリア、イギリスといった国、地域によっても通貨や使用する単語が異なるので、細かい設定が必要になりそうですね。



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野澤洋介

この記事を書いた人

アレグロマーケティング代表取締役 野澤洋介

SEOは考え方はシンプルですが、いざ実践するとなかなか思うようにいきません。
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