モバイルファーストインデックスとは?

モバイルファーストインデックス

Googleの検索エンジンは、スマートフォンが無い時代からウェブ上のコンテンツを評価していましたが、現在ではスマートフォン向けコンテンツをメインに評価するモバイルファーストインデクス に切り替わっています。

モバイル端末の普及によりモバイル検索数が一気に増えた事で、Googleもモバイルコンテンツを軸にした評価に切り替えました。これにより、ページの順位を決定したり、構造化データを理解したり、検索結果にスニペットを表示する際にはモバイル版コンテンツが使用されるようになります。

このページではモバイルファーストインデックスに関する情報をまとめています。

目次

モバイルファーストインデックスの変遷

日付内容ソースページ
2016/11/5「モバイル ファースト インデクシング」に切り替える為の実験を開始するとアナウンスがありました。モバイル ファースト インデックスに向けて
2018/3/27技術的な対応が完了しているウェブサイトから順にモバイルファーストインデックスを開始する事がアナウンスされています。モバイル ファースト インデックスを開始します
2019/5/282019年7月1日以降、Googleにまだ認識されていない全ての新規ウェブサイトはモバイル ファースト インデクシングが標準として適用されます。Mobile-First Indexing by default for new domains
2020/3/52020年9月より全てのウェブサイトを対象にモバイルファーストインデックスが適用される事がアナウンスされています。Announcing mobile first indexing for the whole web
2020/7/22全てのウェブサイトを対象にしたモバイルファーストインデックスを2021年3月末に延期する事がアナウンスされています。Prepare for mobile-first indexing (with a little extra time)

モバイルファーストインデックス

モバイルファーストインデックス

デスクトップ検索やモバイル検索において、モバイル版コンテンツの記述をもとにページを認識し、ランキングに影響するコンテンツの評価もモバイル版コンテンツをもとに決定される仕組みを意味します。


モバイルファーストインデックス前の仕組み

以前のGoogleアルゴリズムは、主にデスクトップ版コンテンツの内容を軸に評価し、モバイル検索の場合のみ特定の要素を評価要素として補助的に使用していました。


モバイルファーストインデックス前の仕組み

モバイルファーストインデックス実施後

現在ではモバイル版ページのコンテンツを軸に評価し、デスクトップ検索の際にはデスクトップページの特定の要素を評価要素として補助的に使用しています。

モバイルファーストインデックス実施後

モバイルファーストインデックスに対する技術的な対応

モバイルコンテンツとデスクトップコンテンツで別々のURLを持つウェブサイトの場合は、メンテナンスに手間がかかる為、レスポンシブデザインのウェブサイトが推奨されています。

詳しい情報はGoogle検索セントラルの以下のページをご覧ください。

Google Developers
Mobile-first indexing best practices  |  Search Central
Mobile-first indexing best practices  |  Search Central

モバイルファーストインデックス登録に関する注意点

hreflang の設定はそれぞれのURLを確認

別々のURLでモバイル版とデスクトップ版のページを公開している場合、今まではモバイル版でhreflangを指定していませんでしたが、今後はモバイル版はモバイル版、デスクトップ版はデスクトップ版で指定しなければなりません。
canonicalやモバイル版を示すリンクも含めると非常にややこしいですが、John Mueller氏とAleyda Solis氏、Evgeni氏とのTwitterでやりとりされている図がわかりやすいかもしれません。

コンテンツの表示場所、順番もランキングに影響

特にPCコンテンツをもとにモバイルコンテンツを表示させている場合には注意した方が良いかもしれません。
2018年2月、GoogleのGary Illyes氏からのPubConの発言では、コンテンツの表示順や場所はランキングに影響する事が分かっています。
モバイルファーストインデクシングによって順位に大きな変化があった場合には、デスクトップコンテンツとモバイルコンテンツの表示場所や並び順に大きな違いが無いか確認しましょう。

seroundtable.com
Google: Content Order, Position & Placement Matters
Google: Content Order, Position & Placement MattersYesterday at PubCon, Gary Illyes from Google said something that got attention by the folks in the audience. He said that where you place your content on your ...

ページ内の一部のコンテンツを非表示する場合の注意点

スマホ表示の際にページ内の一部のコンテンツを非表示としている場合には、モバイルファーストインデクシング実施の際に非表示部分のコンテンツは評価対象となりません。重要なコンテンツはきちんと表示されるようにしておきましょう。

一方でアコーディオンやタブ切替で表示されるコンテンツの場合は、今までは初期状態で表示されない要素はコンテンツとして無視されていましたが、モバイルファーストインデクシング後はこのようなコンテンツでも評価される(順位に影響する)ようになります。
但し検索結果のスニペットに非表示部分のコンテンツが掲載される事は無いようです。
尚、一時的な現象かもしれませんが、強調スニペットは例外として非表示部分のコンテンツが表示される事はあるようです。

デスクトップ版サイトしか無い場合

モバイル版サイトがなく、モバイルフレンドリサイトで無い場合でもGoogleはクロールする事ができます。
この場合はモバイルデバイスで見るのと同等の使い勝手でGoogleは巡回するようです。もちろんモバイルでの使い勝手は低い為、ランキングには影響するでしょう。つまりクロールはできるが、評価は他のウェブサイトとの比較で決まります。

デスクトップ版ページがレスポンシブで、更に別々のURLでモバイル専用ページも持っている場合

ほとんどのウェブサイトではこのようなケースは無いとは思いますが、モバイルフレンドリーへの取り組み方を途中で変更された場合には、レスポンシブに対応していながら、モバイル版専用ページを別々のURLで提供している事もあるかもしれません。
このような場合には、Googleはどのページをモバイルユーザーに対して表示したら良いか判断できないようです。どちらかに統一した方が良さそうです。

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この記事を書いた人

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