検索キーワードに表示されるnot providedの意味 Googleアナリティクス

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not providedとは?

not providedとはGoogleアナリティクスのオーガニック検索キーワードに表示され、検索サービスの常時SSL(https)対応に伴いユーザーの通信が暗号化された事によりキーワードデータが取得できない状態の事を意味します。読み方は ノット プロヴァイデッド です。

not provided 表示画面のスクリーンショット
検索キーワードのほぼ100%がnot providedに


2014年10月 検索順位の評価指標としてhttpsが加わり、同時にGoogleのほぼ全てのサービスにSSLが導入され、100%に近い形でGoogleのオーガニック検索キーワードが「not provided」となっています。

現在のGoogleは、検索ユーザーのプライバシーを守る目的で検索サービスも含めて全てのサービスでSSLで通信を暗号化しています。

Google以外でも、Yahoo!Japan、BingといったSSLを導入している検索エンジン経由で訪問してきた検索ユーザーのクエリはGoogleアナリティクスでは判別できません。

「not provided」の意味とその正体

Googleは、Googleアカウントでログインしているユーザーが検索する際に検索ユーザーのプライバシーを守る目的でSSLで通信を暗号化しています。

2013年9月の時点では、ログインをしていない状態でもSSLが適用されております。現時点ではほぼ全てのGoogleユーザーの検索キーワードは「not provided」となってしまい、見る事ができません(ほぼ全てというのは、まだ一部なんらかの環境要因で、SSLが適応されないユーザーがいるという事です)。

このような状況がしばらく続き、ページ単位でのキーワード集客を確認する方法としては、Googleアナリティクスのランディングページを見てキーワードを推測していくか、当時のウェブマスターツールでキーワードのみに焦点を絞って(LPはわからなかった為)推測していくしか方法がありませんでした。

もちろん複合キーワードも含め多くのキーワードによるコンビネーションで検索されているでしょうから、推測するにしても一つに絞ることは難しく、ページに対して、オーガニック検索の訪問数自体が数件しかない場合は、判別が困難でした。

not providedを解決するSearch Consoleの検索アナリティクス

2015年5月にGoogle ウェブマスター向け公式ブログで「検索アナリティクス」についてアナウンスがありました。

検索アナリティクスの登場により、ようやくnot providedのキーワードが何なのか確認できるようになりました。
現在は「検索アナリティクス」から「検索パフォーマンス」に機能と名称が更新されています。簡単にご紹介します。

not providedのキーワードをページ個別に確認する方法

STEP
検索パフォーマンスを選択

Search Consoleにアクセスし、左メニュー内の「検索パフォーマンス」をクリックします。

検索パフォーマンス
STEP
ページタブ

右画面のテーブル上部に位置する「ページ」タブをクリックし、テーブルの中からクエリを調べたいページをクリックします。

ページタブ 検索パフォーマンス
STEP
クエリタブ

右画面のテーブル上部に位置する「クエリ」タブをクリックします。以上で指定したページでGoogle検索からクリックされたクエリの一覧を取得する事ができます。

クエリタブ
SE Ranking Search Console 連携

クラウドタイプのSEOツール「SE Ranking」では、Search Consoleとの連携が行えるようになっています。
検索順位のチェックを定期的に行う必要があるケースでは、順位取得機能に登録しているキーワードとSearch Consoleの検索パフォーマンスのクエリを比較して、登録されているキーワードに漏れがないかチェックする事もできます。

Yahoo!Japanでも常時SSLに対応

Yahoo!Japanでも「2016年4月から2017年3月にかけて、Yahoo! JAPANトップページやYahoo!ニュースを含むすべてのサービスにおいて常時SSL(AOSSL)に対応いたします。」とアナウンスがありました。

現在ではYahoo!Japan経由のトラフィックキーワードは以下のように100% not provided と表示されます。

Yahoo!Japanからの流入比率が高いウェブサイトの場合には、検索で使用されるキーワードを把握する事ができません。
Yahoo!JapanではGoogleのSearch Consoleに相当するツールが提供されていませんので、この場合にはGoogleアナリティクスでnot provideと表示される箇所のランディングページをもとにキーワードを推測していく方法しかないようです。

not providedを分析して、SEO向きのキーワードを発掘

not providedで隠れていたキーワードは、タイトルやコンテンツ強化に結びつける事ができます。
例えば順位が10位~20位で表示回数が多いキーワードをフォーカスして最適化していったり、テールワードを分析して最適化されていないキーワードをタイトルに追加したり、テールワードを意識してコンテンツを補足していくなどが考えられます。

SEOを行う場合にはキーワード選定はとても重要な意味を持ちます。

このブログでも実践して効果を出しているキーワード選定と管理の方法については、「SEOキーワード選定のコツと1ページで意識するキーワード数」で解説しています。

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この記事を書いた人

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当ブログでは、読者の方に成功も失敗も合わせて情報を共有し、同じような悩みを解決できればという思いで運営しています。
著書:「最強の効果を生みだす 新しいSEOの教科書」(技術評論社)

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