自然被リンクの獲得方法と効果

2016年7月14日

SEOツール Spresseo

被リンクとは、自社のあるページに対して、その他の外部ページ(ウェブサイト内・外含む)からリンクが張られている状態を意味します。
被リンクはサイト内被リンクサイト外被リンクと分けて考える事ができます。


かつては、被リンクを獲得して評価を高めるような施策が主流で、Googleアルゴリズムの隙間を狙ったページランク操作によるスパム行為が多く存在していました。
やがてGoogleはこのようなスパムに対して手動ペナルティやペンギン・パンダといったアルゴリズムで厳しく取り締まるようになり、現在のSEOではコンテンツの質が最も重要な要素となりつつあります。


とはいっても、被リンクの評価は全く無くなっているわけではありませんので、完全に無視して良いものというわけでもありません。
SEOを正しく理解して、自然な被リンク獲得方法を身につけましょう。





Googleアルゴリズムの被リンク評価

Googleはコンテンツそのものの質を判断するアルゴリズムを持っています。
パンダアップデートは有名なアルゴリズムの1つです。


Googleはパンダ以外にも多くのアルゴリズムを使用していて、信頼度を測るページランクアルゴリズムは有名です。
ページランクは、リンクの質や数によってページごとに評価を付けるアルゴリズムで、他のアルゴリズム等と組み合わせて検索結果の順位を決定付けています。


リンク評価の要素としては、リンク元ウェブサイト自体の評価、リンク元のページの質、リンク元ページのトピックの関連性、リンクのアンカーテキスト、リンク先ページのトピックの関連性などが挙げられます。
詳しくは、「ページランクとは?」で解説しています。
その他にページランクを操作し、質の低い被リンクを大量に設置するようなガイドライン違反を検知するペンギンアルゴリズムも有名です。


さすがに1件ずつ質を見るわけにはいきませんので、検索順位を決めるにはこのようないくつものアルゴリズムが必要となります。
ここで一つ疑問に思うことが出て来ます。


被リンク評価を取り除いた場合、Google検索結果はどうなるか?

バックリンクの評価を無しにした場合に、Googleは検索結果の品質を保つ事ができるか疑問に思う人も多いかもしれません。
コンテンツの評価は、100メートル走や、野球、サッカーのように客観的に評価できるものではなく、フィギュアスケートや演奏家に対する観客の主観的な評価と似ています。
バックリンクをなくした場合は、Googleによる主観的な評価になりますが、Googleは実際に「バックリンク無し」のバージョンで試してみた事があるようです。
以下の質問に対する回答の中でMatt Cutts氏が回答しています。



バックリンクの関連性は、検索結果の品質を保っている

一般的に使用されるバージョンは持っていないが、内部で試験的に試した事はあります。その品質は非常に悪いものでした。


検索結果の質という面では、ノイズやスパムがあってもバックリンクを評価するバージョンの方が大部分で勝っていました。
バックリンクの関連度を無効にしたアイデアを試していますが、少なくとも現時点ではバックリンクの関連度は検索結果で最良の関連性、トピックの判別を導き出す手助けをしています。


被リンクはある意味コンテンツの信頼度を測る指標と言えるでしょう。
ただし外部からの被リンクがゼロでも検索ユーザーの求める質の高いコンテンツであれば上位表示されるケースも多く報告されていますので、コンテンツの質の方が重要とも言えます。




被リンク獲得の効果

被リンク獲得による直接的な効果は、外部サイトからリンク経由で辿ってくる訪問者の増加です。
間接的には、SNSや外部サイトからのリンクを辿って更に多くのSNSユーザーにシェアされて拡散される事です。
リンクを獲得する事で、より多くの訪問者に見てもらえるウェブサイトになります。


SEOの面では質の高い被リンク獲得の影響で順位上昇に繋がります。
また、検索エンジンのクローラーはリンクを辿ってページを巡回しますので、クローラーの通り道が増え、巡回頻度は高くなるでしょう。頻繁にクローラーが巡回するウェブサイトは、コンテンツのメンテナンスや新規コンテンツを作成した際に素早くインデックスされるといった効果が見込めます。


被リンク獲得



サイト外被リンク獲得方法 自然被リンクを増やすには?

質の高い被リンクの集める事は特別難しいテクニックが必要なわけではありません。
被リンクはページ単位で獲得できる為、トップページばかりを意識する必要もありません。


被リンク獲得においてもコンテンツの質は重要となります。
それだけでなく、訪問者目線におけるコンテンツの見易さ、わかりやすさはリンク獲得における重要な要素です。
更に作成したコンテンツを多くの人に見てもらうために発信する仕組みも重要です。


基本的には訪問者に役立つコンテンツ、訪問者にわかりやすい、読みやすいレイアウトなど、訪問者目線でコンテンツを作成していく事が重要です。

一つずつ解説していきます。


質の高いコンテンツを作成する

Googleはパンダというアルゴリズム等でコンテンツの質をまず機械的に判断しますので、検索ユーザーがタイプする検索クエリの意図を汲み取り、その回答となる役立つコンテンツを作成していきましょう。
質の高い、詳しい情報量の多いコンテンツはそれだけでも上位表示される事があります。
※コンテンツの質については「SEOに影響するコンテンツの質とは?」で解説しております。


オーガニック検索のトラフィックが発生していれば、被リンク獲得の機会も増えます。
この時点でレイアウトが見にくかったり、内容がわかりにくかったりすると、被リンク獲得の機会は減少します。
Googleから見て、情報量の部分では評価されていたとしても、信頼度という部分ではまだ不十分とみなされるかもしれません。
そこで読みやすいレイアウト、コンテンツのわかりやすさという部分が重要となっていきます。


わかりやすく、読みやすいコンテンツとレイアウト

検索経由でも参照リンク経由でも、訪問者が現在疑問に思っている部分が解決されるコンテンツだとしても、読みにくかったりわかりにくいレイアウトや構成では最後まで読んでもらえないかもしれません。
特に検索ユーザーの場合、必要とする情報を短時間で見つける事ができなければ閲覧をやめてしまうかもしれません。


わかりやすく、読みやすいコンテンツとレイアウトは被リンク獲得において重要な要素です。
Google向けというよりは訪問者目線で改善していきましょう。
見やすいレイアウトやわかりやすさは、Googleは機械的に判断できない部分となる為、被リンクというシグナルで間接的に評価をしていると推測されます。


質の高いコンテンツをSNSで発信

TwitterやFacebook、YouTube、Feedlyなどを活用して、作成したコンテンツを多くの人に読んでもらえるように発信します。


TwitterもFacebookもYouTubeもオリジナルのブランドページを作成できます。
様々なソーシャルのチャネルを活用してより多くの人に知ってもらえるように情報を発信していきましょう。


そのコンテンツがとても良く、TwitterやFacebookを通して拡散されれば、その中から何人かに被リンクで参照されたり、ブックマークされる可能性が高まります。
シェアやリツイートしてもらえたら、フォローしてもらうようにアプローチする事もファンを増やす第一歩になるかもしれません。


誤って404ページに張られリンク切れ状態の被リンク対処

外部からのリンクURLに記述ミスがあるといったケースは稀に見かけます。
外部のウェブサイト運営者にリンク設置ミスを報告しても修正されるとは限りません。


このような場合はリンクミスのURLに対して301リダイレクトを使用して正しいページへ誘導しておく事で、Googleにも外部サイト運営者にもそのリンクを辿ってきた訪問者に対しても親切な作りとなります。




SNSや広告リンクなどの被リンク効果

直接順位に影響する事はありませんが、参照トラフィックが増えれば間接的に被リンク獲得の機会は増えます。


SNSの被リンク効果

上位表示されているページはツイート数やFacebookのいいねが多い為、ツイート数やいいね数が多ければ検索順位にも良い影響があると思ってしまうかもしれません。


実際は、SNSではほとんどのケースでリンクに対してnofollowが付けられています。
nofollowはページランクを受け渡しませんので直接的なリンク効果もなく、Googleが特別なランキングシグナルとして活用しているわけでもありません。


ソーシャルで拡散した結果、そのうちの何割かがはてなブックマーク(リンク効果があります)や参照リンクを張っているというリンクによる効果と、拡散するという事はそもそもコンテンツの質が高いという事実があって上位表示されていると考えられます。


YouTubeやwikipediaなどもnofollowが付けられている為、自作自演で被リンク構築しても無意味となるでしょう。


広告経由の被リンク効果

バナー広告、テキスト広告は基本的にはnofollowが使用されているケースが多いと思います。(そのようにGoogleがメディアに対して通知しています。)
金銭目的での被リンクに該当してしまうからです。
その為、プレスリリース配信サービスやウェブメディアの広告に出稿したからといって直接的に順位には影響しません。
※他のサイト上に配信されるプレスリリースや記事内のアンカーテキストを最適化したリンクもガイドラインで禁止されています。
但し、トラフィックが増える事によって、そのうち何人かがブックマークや参照リンクを付けてくれる可能性はもちろんあります。




サイト内リンク構築方法

訪問者にわかりやすく使いやすいナビゲーションメニューや、アンカーテキストリンクはGoogleからも評価されます。


サイト全体で使用する共通メニュー

ウェブサイト全体で共通で使用するグローバルメニューやサイドメニューは、必要な物に絞ってわかりやすく使いやすいメニューにしましょう。
共通メニューの中のリンクが多すぎると、訪問者にとっては使いにくくウェブサイトの全体像がわかりにくい設計となります。
SEOを意識しすぎず訪問者にとって不要なリンク、不適切なリンクは極力共通メニューから除外しておくと良いでしょう。
Googleはテキストリンクと画像リンクであればalt属性のテキストを見ています。


アンカーテキストリンクの場合は、リンク先のページの内容を示す、わかりやすい簡潔なテキストを記述しましょう。
アンカーテキストリンクについては、「アンカーテキストによるSEO効果とサイト内部のページ間被リンク設計」で解説しています。


パンくずナビゲーション

訪問者が現在どのページを見ているのか一目で分かる階層構造でパンくずナビも設定します。
訪問者にとっての利便性が向上します。


サイトワイドバックリンクをGoogleはどのように評価するか?

サイトワイドバックリンクは、ページ全体から共通メニューなどにより特定のページへ張られるリンクです。
「会社概要」や「問い合わせ」、「サイトマップ」などはどのページにもグローバルナビゲーションメニューとして表示されているウェブサイトが多いと思います。
このような同一ドメイン内、以外を問わずにサイトワイドの被リンクを集めた場合は、Googleからどのような評価を受けるのでしょうか。Matt Cutts氏が回答しています。



例えば「キーワード詰め込み」場合、最初のキーワードはカウントするが、次のキーワードは少し評価し、3番目のキーワードは多くは評価しないといった風にアルゴリズム的に処理をします。
最終的には多くのキーワードを詰め込んだからといって、何番目からかのキーワードから評価が減少し、それ以上は役に立たず漸近線のようになるようです。
これと同じように、あるドメインからのリンクが1つの場合、1つの被リンクとしてカウントされますが、50個のサイトワイドのバックリンクを集めたからといってアルゴリズム的にある程度の量まで到達するとそれ以上はカウントされないようです。


コンテンツ本文内のアンカーテキストリンク

「WordPressなどのCMSでフッターやウィジェットのリンクを評価するか?」といった質問に対してのGoogleの回答が参考になります。



Googleはサイト全体で共通に使用するメニュー(サイトワイドリンクとも言います)は、ある一定まで評価するとそれ以上は無視します。
「200~300文字で比較的質の低いコンテンツで、ページの下部には2~3のリンクがある。アンカーテキストは不自然な形でキーワードがいくつか含まれている。」
このようなリンクの張り方は悪い例として紹介されています。


Googleは自動的であったり、手軽に一括で設置できるサイトワイドリンクよりも、人の手で編集に時間を割いて本文内に設置したアンカーテキストリンクの方を評価しているようです。
訪問者の利便性を重視して、関連するコンテンツを補足する目的や、引用する際などにはわかりやすいアンカーテキストによるサイト内リンクを設置しましょう。
本文内のアンカーテキストリンクも過度に設置すると見にくく、わかりにくいページとなりますので、訪問者にとって意味のあるコンテンツへのリンクのみに絞ります。


重要なページへのリンク

トップページから何回もクリックしていかなければたどり着けないようなページは、その分ページランク評価も薄まります。
トップページは普通のサイトであればサイト内リンクが集中するため、ページランクも高いとされています。
重要なページはトップページからたどり着きやすい浅いリンク階層で設計しておくと良いでしょう。




やってはいけない外部施策

被リンクやページランクの操作を目的とした外部施策はGoogleのアルゴリズムや手動ペナルティによってウェブサイトの評価に悪影響をもたらします。
Googleも再三ウェブマスター向け公式ブログやメディアでアナウンスしています。
※Googleのアナウンス「PageRank を渡す有料リンクについて覚えておいて頂きたいこと


以下のような施策を提案される場合もあるかもしれませんが、リスクが大きい為避けた方が良いでしょう。


被リンク購入

リンクを販売する業者は現在では大分淘汰されてきていますが、今でもSEO目的でリンクを販売している業者は存在します。
リンクの購入(ペイドリンク)はガイドライン違反となり、ペナルティの対象となりますのでご注意ください。
ペイドリンクのスパム判定基準については以前Matt Cutts氏が解説してましたのでご紹介します。



ペイドリンクの基準

基準は非常に明確です。
ページランクに基づき、ページランクを流し、高い順位を得る為にリンクに対してお金を払う行為です。


ここにスパムEメールの例があります。

”高品質かつ本物のページランク5から9のサイトからのおすすめのテキストリンクです。私たちはこの品質を維持しています。”


そしてユニークなコンテンツからの最大5個のリンクを張る事ができ、ページランクの偽装はなく、ドメインも失効していませんと述べています。


これは99.9%明確に、ペイドリンクです。


金銭ではなく、ビールやピザなどを報酬として買い、サイトに関して書いてもらった場合はどうなのでしょうか?


まずは、ペイドリンクかどうか査定する際にGoogleで使用している基準について説明したいと思います。


重要なことは次に紹介する項目は基準のうちのいくつかであり、ウェブスパムガイドラインに記載されているように騙したり、操作したり、悪用したりする事に対して手動ペナルティで対処されるというようなケースに該当する項目です。

連邦取引委員会のマテリアルコネクションに関する定義を見ておきましょう。
詳細に関しては触れませんが、実際私たちはこの定義にかなり近い形で方針を定めています。


物の価値

まず一つ目は、あなたが受け取った対価は何か?です。
もしあなたがカンファレンスに行って、無料の質の悪いTシャツや1ドルのペンかそのようなものを受け取ってもあなたの行動はほとんど変わらないでしょう。


一方で誰かがあなたに600ドルを払ってリンクを張ってもらう用に依頼した場合、あなたには多くの価値がもたらされます。


Googleでは、このような基準で判断しています。


金銭に近いか?

もう一つの基準は、お金にどの程度近いか?です。
例えばリンクの報酬としてギフトカードを送るケースもあるかもしれません。
ギフトカードは自由に交換でき、これらをお金に換える事ができます。


一方で無料で香水、または、一杯のビールやそのようなものを与えるケースもありますが、これらは、お金には遠い存在です。
私たちはそれらの物がどの程度お金に近いかを基準に見ています。
ディナーをご馳走して、4ヵ月後にブログを書いてもらったり、ディナーが18のコースのステーキディナーのようなものでなければ、ペイドリンクに相当するかどうかを心配する必要はありません。


もらったものか借りたものか?

もう一つの基準は、ギフトなのかローンなのか?です。
例えば誰かが車の試乗目的で一週間貸し出すケースに対して、車を与えてしまうケースを比較して想像して見てください。大きな違いがありますよね。


誰かがレビュー用の品を渡して、それを返してもらう必要がある場合などは、試す目的でその品を理解し、評価する事ができるので問題はありません。
一方で誰かがカメラを送って、そのまま返さなくて良い場合は、対価に相当します。


対象者にふさわしい物か?

私たちは対象となった受領者も見ます。
例えばDreamForceのセールスフォースカンファレンスにいったとします。
そして一年間無料利用のサービスを受け取ったとします。
この意図は、ブログ内の埋め込みリンクを獲得する目的ではなく、ユーザーに登録してもらい、その評判を見る目的で行っているものです。
彼らは他の人々にそのサービスについて話すかもしれませんし、無料期間の後に購入するかもしれません。


つまりSEO目的でリンクを得ようとしているわけではなく、試してもらう為に行っています。


似たようなケースでプログラマーを対象にしたGoogle I/Oのようなカンファレンスがあり、彼らにタブレットのGoogle Appsについて多くの記事を書いてもらう為にNexus 7を与えたとします。


記者を対象にして、ノートPCを与え(返してもらわずに贈与してしまった場合です)、良い記事を書いてもらう場合はどうでしょう。
このような事は私たちは行いませんし、秘密にせずにオープンにするべきだと考えています。


サプライズかどうか?

もう一つ考慮している点は、それがサプライズであるかどうか?です。
映画のレビュワーであれば、無料で映画館に招待されるという行為にサプライズはありません。


テックブログのレポーターで、ノートPCのレビュー目的ではないのにノートPCをもらった場合はサプライズになります。このような場合はその事実を公にするべきです。




自分のウェブサイトがリンクスパムを行っていなくても、ペナルティを受けたサイトからの被リンクはサイトの評価を下げる?

Googleはリンク販売サイトやリンク購入サイトにペナルティを与えます。
スパムを行っていない一般的なサイトは自サイトに対して張られている被リンク元のウェブサイトがペナルティを受けているかどうかはわかりません。


ペナルティを受けたサイトからリンクをもらうとペナルティになってしまわないか、不安に思われる方も多いと思います。
以下のような質問にMatt Cutts氏が回答していますので、解説致します。



リンクが無効化される

一般的にどのような事が起きているか説明すると、もしGoogleがリンク販売のサイトを見つけた場合、信頼を失ったリンク販売サイトのドメインのページランク指標を30%、40%、50%と下げます。


また、信頼を失ったサイトは、ページランクを転送する事ができなくなります。


例えば、リンク販売サイトがあって、リンク購入サイト、あなたのサイトと3つの関係があったとします。


リンク販売サイトがリンク売買のペナルティを受けている場合、リンク販売サイトが持っていたリンクの価値は単純になくなります。もしあなたのサイトがリンク販売サイトからのリンク、ページランクの恩恵を受けていたとすると、リンク販売サイトがペナルティを受けた時点でその恩恵を失います。


リンクペナルティの影響

これは、ペナルティを受けてしまうと言うよりは、そのリンクの価値が無効化された事で、そのサイトからのページランク転送が下がってしまったという事です。
つまり、本来の評価におさまったという風に表現するのが適切かもしれませんね。


現在では記事広告の場合でも広告も明示せず、そのリンクに対してnofollowを含めていなければガイドライン違反となります。(いわゆるステマです。)




リンクの購入と広告リンク ガイドライン違反かどうか見極めるポイント

バナー広告やテキスト広告などを利用する際に、ペイドリンクのスパムとして扱われないようにするには、いくつか見極めるポイントがあります。
こちらもMatt Cutts氏の解説をまとめます。




リンクを購入、販売する際は、「nofollow」など、ページランクが転送されないように設定されているかをチェックしておきましょう。
ページランクが転送されなければ検索エンジンの評価には影響しません。
また、広告として価値があるのであれば、トラフィックが増加するはずです。


広告のリンク

広告は人々に認知させ、トラフィックを呼びこむ事など多くのメリットがありますので、Googleが広告を全てガイドライン違反として排除するような事はしません。
ただ、Googleは広告なのか有料リンクなのかを判断する場合、ページランクが転送されないように設定されているかを判断基準としているようです。
もちろん知らずにページランクを転送してしまっているサイトもあると思います。
1つのサイトに1つバナー広告枠を購入したからといって大きな影響はないと思いますが、多くのサイトやページで掲載されるような広告の場合は、ページランクが転送されないようになっているか確認したほうが良いでしょう。


リンクの購入

一方で、ページランクを転送する目的で購入したリンクは、検索エンジンを騙す行為となります。
検索エンジンユーザーの目線で見ればこのようなリンクは、検索品質を下げて検索ユーザーの満足度を下げます。
その為このようなリンクはガイドライン違反としてみなしています。


Googleは広告のような特定のリンクに関してnofollowを含める事を推奨しています。
http://support.google.com/webmasters/bin/answer.py?hl=ja&answer=96569


広告を購入する際に確認すべき「nofollow属性」については、以下のページで解説しています。
nofollowリンクとページランクについて




有料の記事広告、ネイティブアドバタイジング記事にページランクを操作するリンクが含まれている

記事広告については、以下の動画でMatt Cutts氏が詳しく説明しています。※日本語のキャプションが珍しくついています。



注意点は2つです。
・記事広告からのリンクにはnofollowをつけること。
・その記事が金銭をもらって作成されている事を明示すること。


もし、上記の2点を守らないメディアのサイトは、そのページがインデックスから削除されるだけでなく、Googleニュース上でそのサイト自体が表示されなくなります。


記事広告自体を否定しているわけではありませんが、検索エンジンの影響を考えた場合、きちんとガイドラインを遵守しているニュースサイトなのかどうか確認した方が良いでしょう。




ゲストブログでnofollowなしでリンク設置した場合もスパムになる?

豊富にキーワードを盛り込んだアンカーテキストを使用した記事、ゲスト投稿を利用した大規模なキャンペーンは、ガイドラインで禁止されている方法です。


過剰なSEO目的のゲストブログ記事でなければ問題はありません。
記事広告とは異なり、ゲストブログに関しては費用が発生しなければ広告リンクでは無いようです。
有料被リンクとゲストブログの被リンクをどのように区別しているかについてMatt Cutts氏が説明していましたので一部ご紹介します。



スパムは、マニュアルウェブスパムチームによって調査されます。
一般的には、通常のゲストブログと有料の大規模な被リンクは明確に区別されます。


有料被リンクの特徴

トピックがあっていない。
ブログ自体のテーマに関連しない投稿。
アンカーテキストに複数キーワードが詰め込まれている。


ゲストブログの特徴

専門的な人である。
誰が書いているか明確。
なぜその専門家をあなたのブログに招待しているかわかる。
ゲストブロガーは意図的にアンカーテキストリンクにキーワードを多く詰め込まない。


他にもいくつか特徴があるようですが、これらは品質の面で大きな違いがあります。


「安い怪しげな製品」を進めるような有料被リンクや、ブログと関連の無いテーマで、500文字の文章を作成して、いたるところにアンカーテキストによるキーワード詰め込みを行うようなアーティクルマーケティングは粗悪な品質のコンテンツである可能性が高いです。


Googleでは品質に関する基準を見て、自然に発生した高い品質のゲストブログか、単なるスパムなのか判別しています。


ゲストブログに関しては、多くの人間がspray and pray(撒き散らして後は祈って待つだけ)のような場合や、ユニークなコンテンツを作らずに、既存のコンテンツを流用していたりするといった内容の不満を良く聞きます。
これらはリンクを構築するのにベストな方法だとは言えません。


外部のブログを使用したリンク付きコメントスパム

外部のブログやフォーラム等に自分のドメインへのリンク付きでコメント投稿を行うツールもあります。
ツールでも手作業でも、リンクを獲得する目的でコメントスパムを行う事も禁止されています。


現在では、多くのブログやフォーラムにはコメントスパムを排除する為に、リンクにnofollowを含めています。
スパムの多くはキーワードリッチなアンカーテキストが多い為、このような措置がとられているのでしょう。
正しく利用するのであれば、キーワードリッチではなく、適切なアンカーテキストにし、意味のあるコメントを書きましょう。


リンク獲得を目的した相互リンク

相互リンクは以前はSEOで一般的な手法でしたが、関連の無いサイト同士の相互リンクもページランクの操作とみなされます。


被リンクによるペナルティ通知が届いた場合の対処

Search Consoleにウェブサイトを登録していて、何らかのガイドライン違反を行っている場合には、Googleからメッセージが届きます。
※リンク関連のスパム行為の場合には、「不自然なリンクに関する警告」が届きます。


この場合は、不自然な被リンクは可能な限り削除した上で、疑わしい被リンクを全てリンク否認ツールで拒否します。




ほぼ無意味な外部施策

リンク獲得目的でプレスリリースを多用したり、サテライトサイトを作成してリンクを構築する行為も現在ではほぼ無意味と言えるでしょう。


サテライトサイトを作成した被リンク

コンテンツの質が重要しされている現在ではその労力や費用があるのであれば、コンテンツの質を改善される方向に注いだ方が効率的と言えます。
似たようなテーマのウェブサイトを二つ作ったとしても管理が疎かになり、評価も分散する為におすすめできない施策になります。


プレスリリースを多用したリンク獲得

以前はプレスリリースに含めたリンクによるリンク獲得も可能でした。
これを悪用し、毎週のようにプレスリリースを出しまくる企業もありましたが、現在ではほとんどのプレスリリースサービスのリンクにはnofollowが付与されていますので無意味となります。
プレスリリースは本来の目的で正しくサービスを利用しましょう。


有料ディレクトリ登録サービス

こちらは既に過去の話ですが、以前は大手のディレクトリ登録サービスに費用を払って登録する事で、被リンク評価を上げる事が可能でした。
Googleは金銭で獲得したリンクをガイドライン違反としていた為、2013年10月にGoogleが複数のディレクトリ登録サービスに対してnofollowを付けるように警告しました。
結果的にディレクトリ登録サービスは終焉を迎え、残っていたとしてもリンクにnofollowをつけてる為に効果はありません。




被リンクの調べ方やアンカーテキスト調査

被リンクを調べる方法はいくつかあります。
以前は検索コマンドを使用して「link:」で対象のドメインを検索すれば一覧で表示されていましたが、現在は利用できません。


現在は自社の管理するウェブサイトであればSearch Consoleで確認する事ができます。
詳しくは、「外部被リンク元や数の調べ方」で解説しています。




Googleの発言ではSEOのバックリンク評価は薄れていく?

ペンギンやパンダ、ハミングバードといったアルゴリズムが導入されて以降、被リンクによる効果は年々小さくなっているように見えます。
このままバックリンクの評価は次第に薄れていって、そのうち検索順位の指標から消えてなくなるのでしょうか?
次の質問に対して、Matt Cutts氏が回答していますのでご紹介します。


被リンク評価の今後

Googleは90年代にコンテンツ自体を評価代わりにウェブサイトのバックリンクを評価する事で検索市場を変えました。
最近ではパンダペンギンアップデートは、コンテンツの重要性にシフトしている事を示しています。
今後バックリンクはその重要性がなくなるのでしょうか?



バックリンクの評価は今後何年かは間残り続けるでしょう。
Googleが今挑戦している事は、ウェブ上のエキスパートがどのように発言しているかや、彼らの必要な情報がある特定のページにマッチしているといった事を理解する事です。
場合によってはバックリンクが重要となるでしょう。
なぜならバックリンクはサイトやページの評価を探す手助けになるからです。


ただし、多くの部分では検索ユーザーがたどり着いたその特定のページ上のコンテンツの質を求めます。


時が経つにつれてバックリンクは若干重要性が薄れるでしょう。


もしGoogleがDanny Sullivan、Vanessa Foxの記事だという事を認識できるようになれば、検索ユーザーもこれはある分野の専門家のページであるということが理解できます。
誰が書いた記事かわからない場合でも、Googleは実際の言葉を理解できるように日々改良されてきています。


カンバセーショナルサーチの技術

次の数ヶ月後に向けた大きな分野の一つとしては、スタートレックのコンピュータ以上にいかに言葉として理解させる事ができるか、つまりカンバセーショナルサーチ(会話型検索)を取り組んでいます。
※既にハミングバードアルゴリズムなどで使用されています。


マシンに話しかけるような検索方法で、マシンはそれについて理解するような手法です。これによって、キーワードを使用する必要がなくなります。


人が話しかける事を理解するためには、例えば「Justin Bieberの身長は?」、「彼の誕生日は?」と質問された場合、マシン側では「彼」とはJustin Bieberの事を指しているという事だと認識する必要があります。


このような事をよりうまく行うには、Googleは自然な言葉を更に理解する必要があります。


Googleは誰が書いたか、そのコンテンツの意味は何なのかをより理解できるようになっています。その為、時間が経てばリンクの重要性は必ず薄れていくでしょう。
ただし、今後数年は、ページやサイトの基本的な評価を査定する為にリンクを使い続けると予想しています。




被リンク獲得方法のまとめ

意味検索(セマンティック)と呼ばれる技術が改良されてきた結果、Googleは検索クエリの意図をハミングバードによってより理解できるようになり、コンテンツに記述されている事も単語レベルではなく意味まで理解できるようになってきています。


その為、検索キーワードにマッチし、広く深く説明されたコンテンツは検索エンジンに優遇されるようになっています。


質の高いコンテンツ作成を普段から心がけていくことで、今後被リンクの評価が低くなっていったとしても大きな影響を受ける事はないでしょう。


検索結果の品質を考えると、現時点ではGoogleはリンク評価を必要としていますので、被リンクを獲得するという事は今の所重要な要素ではあります。
質の高い自然被リンクを獲得することは簡単ではありませんが、質の高いコンテンツを作り、SNSを利用して発信していく事から始めましょう。
新しいコンテンツを継続的に作り、定期的に発信することで徐々にファンが増えていきます。


面倒だからといってリンク購入や、自動的に被リンク獲得ツールには手を出さないように注意しましょう。
コツコツと地道に質の高いコンテンツに仕上げていく事が重要です。
上位表示されるようになれば、自然とブックマークや被リンクを獲得できるようにもなります。


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野澤洋介
野澤洋介

この記事を書いた人

アレグロマーケティング代表

SEOツールのプロジェクト担当者でもあり、自社のSEO担当でもあります。
SEOは考え方はシンプルですが、いざ実践するとなかなか思うようにいきません。
当ブログでは、読者の方に成功も失敗も合わせて情報を共有し、同じような悩みを解決できればという思いで運営しています。

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