おすすめの有料・無料SEO分析ツール

2017年6月28日

SEOツールは、ページやウェブサイトの設計のチェックや、分析を目的に順位やトラフィック(集客)を効率的に管理する目的で使用します。ここでは、企業のWEB担当者の方向エンジンに素早くウェブサイトの状態を伝える事けにツール活用のメリットも含めて実際に当ブログでも活用しているSEOツールを中心にご紹介します。
SEOってそもそも何?と思うかたは、「SEO (検索エンジン最適化)とは?必要な知識のすべて」をご参照ください。





SEOツールはチェックや分析、管理効率化目的で利用

自動的に順位を向上させるようなマジックのようなツールはありません。ウェブサイトによってはSEOがそれ程重要ではないものもあり、SEOを行うにしてもウェブサイトの状況やビジネスの内容によって施策が異なります。
SEOを行う場合には、テキストやHTMLの修正に時間をかけるのではなく、訪問者目線でウェブサイトの利便性を高め、検索ニーズに対応した競合より優れたコンテンツを作成していく事が重要です。


SEOはGoogleを対象に行う

国内の主要な検索エンジンはGoogle、Yahoo!JAPAN、Bingです。Yahoo!JAPANはGoogleのエンジンを採用していますのでGoogleに最適化する事で実質国内の9割以上の検索に対応できるようになります。


ランキング要因として最も重要なコンテンツの質

訪問者目線で質の高いコンテンツを作成していく事は、Googleを対象にSEOを行う場合にはとても重要な考え方です。なぜならGoogleも検索ユーザーの求めるコンテンツを提供できるように日々改良しているからです。
コンテンツの改善を日々取り組むには、自身のウェブサイトの分析や競合の調査は欠かすことができません。


現在のGoogleの基準では競合の多いSEOの分野ではトップページ(ホームページ)や、商品ページ等の検索順位を上げるという事はとても難しくなってきています。(検索ユーザーは商品や情報を調べる際に、特定の商材の販売ページを見たいわけではないので、Googleの検索結果もその意図を反映した結果となるからです。)
それよりは、ブログやFAQで訪問者の視点でコンテンツを作成していく事に適しています。


ツールのメリットは、現状把握と優先順位付けの効率化

ツールを活用するメリットとしては、現状を知る事で優先順位をつけてコンテンツ改善に時間を割く事ができる点です。
日常的な作業、チェック作業や、現状把握、施策の効果の測定などはツールを活用して効率化し、コンテンツに関わる協力者全員が確認しやすい環境にしていく事ができます。


セッションと平均順位比較



SEOの為のキーワード選定・検索順位調査に役立つツール

SEOには様々な考え方がありますが、月間平均検索ボリュームの多い頻繁に検索されるキーワードを調べた上でコンテンツを作成するという方法があります。


検索ボリュームを調べる意味

例えば検索ボリュームが少なすぎる場合、そのキーワードをターゲットにコンテンツを作成して1位になったからといって、検索経由の集客は微々たるものです。
コンテンツ作成にはそれなりの時間や労力が必要ですので、同じ労力をかけるのであればボリュームがそれなりにあるキーワードをターゲットにした方が効率的です。


検索ボリュームが非常に多いビッグワードの場合は、既に上位のサイトと競争しなくてはなりません。
ライバルは、既にSEOの知識だけでなく、競合するビジネスにおいても知識が豊富です。彼らよりも優れたコンテンツを作成できるようになるまでにはそれなりの時間が必要となり、ライバルも見過ごすことなく更にコンテンツを改善してくるでしょう。


はじめてSEOを行う場合には、上記のような検索ボリュームのちょうど中間位で2-3単語で構成される複合キーワードをターゲットにコンテンツを作成していく事をおすすめします。


そのようなキーワードをリストアップする場合に重宝するツールが「関連キーワード取得ツール」と、Adwordsの「キーワードプランナー」です。


関連キーワード取得ツール無料

検索ユーザーが実際に使っているキーワードを調査する目的で使用します。軸となるキーワードとセットで検索される2~3ワードの組み合わせによる複合キーワードをリストアップすることができます。

※「関連キーワード取得ツール」で検索して頂くと見つける事ができます。


このツールは、フォームに軸となるキーワードを入力することで、Googleのサジェストキーワードを自動で取得してくれます。
※Googleのサジェストキーワードは実際に良く検索されるキーワードを表示するGoogle検索の機能です。
※10日程保持しているキャッシュを表示する仕組み。常に最新というわけではないようです。


例えば「SEO あ」とGoogleで検索すると以下のように表示されると思います。


Googleサジェストの例

関連キーワード取得ツールでは、これらのキーワードを一覧で抽出し、更に自動的に重複除去も行ってくれます。
キーワード選定作業の負担を軽減でき効果的なキーワードを見つける事ができます。


このツールで抽出したサジェストキーワードをAdwordsのキーワードプランナーでふるいにかけます。




Adwordsのキーワードプランナー使うだけなら無料

「関連キーワードツール」で抽出したキーワードの中には検索ボリュームがほとんど無いものも含まれます。
その為、これらのキーワードを一旦コピーし、 Googleが提供するAdwordsの「キーワードプランナー」上にペーストする事で、一括して関連キーワードのボリュームを確認します。


https://www.google.co.jp/adwords/でアカウントを作成した上でログインし、上部メニューの「運用ツール」をクリックして、「キーワードプランナー」をクリックします。


月間平均検索ボリューム

これらのキーワードで不要なものや、ボリュームが少ないものを除外してキーワードリストとして管理しましょう。
※検索ボリュームが少なくてもコンバージョン(ウェブサイトのゴール・目標となる購入や申し込みなど)に結びつく可能性が高そうなキーワードであれば除外せずにリストに含めておきましょう。


キーワードプランナーの月間平均検索ボリュームのデータ制限

Adwordsを低予算で運用している場合や、まったく広告を出していない場合には、月間平均検索ボリュームのデータが制限されてしまうケースもあります。
2016年の8月にAdwordsコミュニティでGoogle社員から次のような修正を行ったとアナウンスがありました。


ほとんどの広告主はいつも通りにキーワードプランナー上で検索ボリュームデータを見る事ができます。
低コストの月額で運用している広告主は、制限されたデータとなるかもしれない。例えば「月間平均検索ボリューム」の列で0、1-100、100-1,000、1,000-1万,1万-10万といったように表示される。
他の広告主でも検索ボリュームデータの検索回数が制限に達すると、データ制限の引き金になるかもしれません。
トラフィック予測データへのアクセスに変更はなく、Adwords APIもフルデータを引き続き返すでしょう。


ちなみにデータが制限されると以下のように、アバウトな数値が表示されるようになります。


検索ボリュームデータ制限

キーワードを選定したら、現状把握の為に選定したキーワードの自社ウェブサイトの順位を取得しましょう。




検索順位調査ツール有料

SEOを行う前に、まずは選定したすべてのキーワードで一定期間順位を計測して現状を把握しましょう。日々の順位計測を自動化できるツールを導入する事で、ターゲットとするキーワードの順位の上昇や下降を把握でき、同時に競合サイトの順位のチェックや、強化すべきコンテンツの優先順位付けを素早く行えます。
PCソフトとクラウドタイプのサービスがあり、以下のツールは両方とも日本国内の順位だけでなく海外の順位取得にも対応しています。


Rank Reporter

順位チェックツールのRank Reporter
価格 8,980円

PCにインストールするタイプの順位チェックツールです。個人で利用する場合には、クラウドサービスより費用の面でリーズナブルです。


多くのキーワード順位を取得する場合には、検索エンジンにIPアドレスがブロックされる事がある為、クラウドタイプのツールよりは順位取得精度が若干低くなります。チームで共有する場合のレポート機能はありますが、全ての順位推移のデータを見るには、インストールされているPC上で確認する必要があります。


無料版では、最大2サイト10キーワードまで利用できます。有料版ではこれらの制限なく使用できます。




SEO分析・順位調査ツール Spresseo

Spresseo
5,400円~/月

企業でSEOを管理する場合には、クラウドタイプのツールがおすすめです。
ブラウザで管理できるツールの為、複数人で順位履歴を共有したり、ソートして分析する場合に効率的です。


順位取得の精度もサーバー上から順位取得を行う為、PCインストールタイプよりも安定しています。
地域を指定したローカル検索順位(例えば東京にいながら福岡県博多市の順位)の取得にも対応しています。
GoogleのローカルSEOにおける検索順位取得機能を追加


トライアル版では、2週間無料でシルバープラン相当の機能を体験できます。


セッションと平均順位比較

キーワード選定と現状の順位を把握したら、優先度を決めて既存のコンテンツの質を改善したり、新規でコンテンツを作成しましょう。企業でSEOを行うのであれば、順位向上を目指すだけでなく、トラフィックの向上や、収益を向上させるということも重要です。
ここでは具体的なコンテンツ改善方法は解説せずに、ウェブサイト構造や内部最適化について解説していきます。
コンテンツ改善を行うには、ツールだけでなく人による洞察が不可欠です。キーワード選定からコンテンツ改善へと導く方法については、「SEOキーワード選定のコツと1ページで意識するキーワード数」で具体的に解説しています。




ウェブサイトの構造・内部最適化を診断するツール 五選

ウェブサイト全体の構造や、内部最適化は、Googleの無料ツールや、市販のツールがいくつかあります。日々使用するというよりは、期間を決めて改善するような使い方となるでしょう。


ページ表示速度診断・チェックツール PageSpeed Insights無料

ページ速度改善

ページ表示スピードは検索順位には大きく影響はしませんが、Googleの検索順位指標の一つではあります。
ページ表示速度はSEOの面というよりは、訪問者の行動に影響します。特にモバイルユーザーの回線環境によっては、高速表示のウェブサイトは使いやすくストレス無く利用できる為、コンバージョン率や回遊率が高く、直帰率が低くなる傾向があるようです。


ページ高速化については、「ウェブサイト高速化方法 ページ読込・表示速度はECサイトのSEOに重要でCVにも影響」で解説しています。




モバイルSEOチェックツール モバイル フレンドリー テストツール無料

モバイルフレンドリテストツール

スマホユーザーの増加に伴い、モバイル検索の機会も増えてきています。特にモバイルユーザーの割合が多いウェブサイトは、当然モバイルユーザーに配慮した方が良いでしょう。モバイルフレンドリテストツールでは、モバイルフレンドリサイトとしてGoogleに判定される為に必要な改善点を調べる事ができます。


モバイルユーザーは、PC用にのみデザインされたウェブサイトに到達した場合には、テキストや画像を拡大しなければ見る事ができない為、直帰率が上がると言われています。
その為、Googleのモバイル検索順位においては、モバイルフレンドリサイトが優遇されています。


詳しくは、「モバイルフレンドリSEO・ユーザビリティ最適化はGoogle順位に影響」で解説しています。




内部対策用の内部SEO解析・チェックツール有料

内部SEOはページ上のタグなどの要素を検索エンジンが認識しやすいように最適化する目的で実施します。
内部SEOについては、「内部SEO施策(内部対策)と外部SEOとは? 」で解説しています。


質の高いコンテンツ作成はSEOで重要な要素ですが、そのコンテンツに内部SEOを行う事で検索エンジンに認識されやすくなり、劇的な効果は少ないもののページによっては順位やトラフィックの改善に繋がります。


以前は内部SEOのチェックで有名なものといえばページ内のキーワードの比率を示すキーワード含有率やページ内のキーワードの数を○○以内にすべきといった事を示す出現回数などがありました。いまだにメタキーワード(meta keywords)をチェックするものもありますが、現在では検索エンジンが改良されてコンテンツの理解度が高まった為、単語ベースの施策はあまり意味がありません。Googleはメタキーワードは無視していますし、ページ本文には少なくともキーワードが一つ含まれていれば良いという印象です。


SEO Composer

SEO Composer
価格 16,200円

SEO Composerはタイトル、メタディスクリプション(meta description)、見出し、本文、alt属性、発リンク数など様々な要素で内部最適化の判別を行います。
内部SEOに詳しくない方でも一括チェックできるPCソフトです。




評価項目と重要度でチェック Spresseo

Spresseo

企業で順位計測や内部最適化を行う場合には、クラウドタイプのツールが便利です。
内部最適化機能でチェックを行い、スコアを表示する事ができます。


内部SEOチェックツール



構造化データ マークアップ支援ツール無料

Step2 - 項目をマークアップ

ページの情報を特殊なタグで正確にマークアップ(記述)する事で、検索エンジンにコンテンツを詳しく伝える事ができます。マークアップした情報は検索結果にリッチスニペット表示されます。
検索ユーザーに対してより詳しい情報を提供できる為、クリック率に左右するとも言われています。(検索順位には影響しません。)


以下の例では、調理時間やカロリーまで表示されています。


リッチスニペットの例1

ツールの使い方や効果については、「schema.orgとは?構造化データマークアップやデータハイライターでリッチスニペットを表示させる方法」で解説しています。


上記のツールで基本的な最適化の項目をチェックしていきます。
一度最適化を行えば済む施策が多いので、早い段階で取り組んでおきたい項目です。




自動でウェブサイトの状態を検知してサイトマップを更新してくれるツール

XMLサイトマップ作成ツール有料

新規コンテンツ作成やコンテンツの質の改善、内部最適化、その他施策を行った後には検索エンジンに伝えて検索結果にすぐに反映させたいものです。


XMLサイトマップは検索エンジンに素早くウェブサイトの状態を伝える事ができる便利なファイルです。


このファイルを簡単に設置し、自動で毎日作成・更新できるツールがあります。


Sitemap Creator

Sitemap Creator
価格 4,320円

Sitemap Creatorは、デスクトップで使用するアプリです。
自動的にウェブサイトを巡回し、新規コンテンツや既存コンテンツの更新を検知してXMLサイトマップを作成し、ファイルのアップロードと検索エンジンへの通知を行います。ページの移動、サイト移転やSSL対応時にHTTPからHTTPSへ変更する際にも便利です。


sitemap creato ルートURL入力

スケジューラを設定する事で毎日XMLサイトマップを更新する事もできる為、一度設定しておけば自動的にウェブサイトの変更点にあわせたXMLサイトマップを更新します。


XMLサイトマップの更新と通知は、何もしない場合と比べて検索エンジンのインデックススピードに大きく影響すると言われています。


詳しくは「XMLサイトマップとは 効果的な作成・登録方法・更新頻度」で解説しています。




施策後の効果計測、分析を行う為のツール

コンテンツ作成や内部最適化を実施したら、その効果を測定していきましょう。
売上げばかり気にしてしまうと、本当の問題点や間接的な効果を見落としてしまいます。
SEOのパフォーマンスを計測する際には、CV数やトラフィック、検索順位、獲得した被リンクを見ていくことが多いかもしれません。


Googleアナリティクスほとんどの場合無料

オーガニックセッション

ウェブマーケティングを行う場合には必須のアクセス解析ツールです。
SEOの効果を見るには、オーガニック検索のトラフィックやコンバージョン、コンバージョン経路などを見ていきます。


もちろんSEO以外にも様々な分析を行う事ができます。




Page Analytics無料

page analytics

Googleが提供しているChromeの拡張機能です。
インストールする事で、ブラウザで対象ページを閲覧しながら、手軽にページ単位の分析を行う事ができます。


ほとんど見られていないページがあれば、コンテンツの質を高めていくか、そのページに適切なリンクによる導線を張っていきます。




Search Console(旧ウェブマスターツール)無料

Search Consoleを使うと、あなたのウェブサイトがGoogleにどのように認識されているか確認する事ができます。


キーワードの表示回数やトラフィックを確認

Googleアナリティクスで集客できているキーワードを調べようとすると「not provided」が最も多く表示されます。


not provided

GoogleやYahoo!などの検索エンジンが検索ユーザーのプライバシーを守る目的でSSLで通信を暗号化している為、Googleアナリティクスでは「not provided」と表示されてしまいます。
not providedで隠されたキーワードを詳しく確認する場合は、Search Consoleを使用します。
ページ単位でキーワードの表示回数やクリック数を確認する方法については「LPごとの検索キーワード順位と集客分析」で解説しています。


検索アナリティクス-クエリ



バックリンク(被リンク)チェックツール

Search Consoleでは、外部サイトからのバックリンクチェック機能もあります。
作成したコンテンツが獲得したバックリンクをチェックする際に便利です。


Search Console上でのバックリンクのチェック方法については、「外部被リンク元や数の調べ方 Googleバックリンクのチェックツールで調査」で解説しています。


Search Consoleは無料で良いのですが、作業自体は若干面倒です。
このブログの場合は、Spresseoの被リンクチェック機能で獲得した被リンク状況の推移を見ています。
Spresseoの被リンクチェック機能は、リンクの質やアンカーテキストの内容、nofollowの有り無しを表形式で表示します。


backlink-allegro

リンクの質を見て、そのウェブサイトの紹介記事をブックマークしたり、参照された記事でそのページを紹介したりなどのコミュニケーションに発展させる事ができます。
もちろんどのような文脈でリンクを張られているか確認する事は、訪問者やブログ読者の傾向を掴む上でも重要です。


このツールの本来の使い方ではありませんが、競合サイトの調査目的で競合サイトの被リンク獲得状況を監視するという事もできます。




リンク切れチェックツール

こちらもSearch Console上で確認する事ができます。
Search Consoleの左メニューに「クロール」があり、その中に「クロールエラー」という項目があります。
Googleが巡回時に発見した404ページがリストアップされます。


クロールエラー

クロールエラーはGoogleの公式アナウンスでも順位評価にマイナスになるものでは無いと言われていますが、ページランク(リンクをもとに計算されるGoogleの評価指標)が本来流れるべき箇所に流れないという意味では若干はマイナスとなると思います。
訪問者視点で考えると親切な設計とは言えないので.htaccessによる301リダイレクト等で可能な限り修正しておくと良いでしょう。


クロールエラーの詳細や対処方法は、「クロールエラー 404でリンク切れをツールでチェックしSEO」で解説しています。




再び競合比較調査もできる順位チェックツール有料

正しいキーワード選定を行い、状況に適した施策を行う事で下のグラフのように検索順位が向上し、検索結果の露出が増えてトラフィックが向上します。
順位調査はコンテンツ作成前から開始しておく事で、順位の変化を掴んでおくことができます。


既存コンテンツ強化後の順位推移

ライバルコンテンツの出現や、競合サイトのコンテンツ改善の他、自身のコンテンツが古くなったり、Googleのアルゴリズムが改良された際にも順位が変動します。
先ほど紹介した企業向けのツールのSpresseoやPCインストールタイプのソフトのRank Reporterがおすすめです。


この時に競合サイトの順位もチェックするようにしましょう。
上位表示されても、競合サイトが更に質の高いコンテンツを作成してくれば、自社サイトの順位にも影響します。
上記のツールはどちらも競合の順位と自社サイトの順位を比較する事ができます。




SNSでコンテンツを配信し、コミュニケーションに発展させる

コンテンツを公開したら、Facebookでファンページを作ったり、Twitterで企業アカウントを作成をして発信しましょう。
コンテンツの内容が良く、訪問者の満足度が高ければはてなブックマーク、Twitter、Facebookなどでシェアされるようになります。


TwitterやFacebookのリンクは検索順位に直接影響はしませんが、拡散される事で多くの人の目にとまり、直接的なトラフィックの向上につながります。
またSNSを通して、外部のウェブサイト運営者の見つけてもらうことでリンク獲得に繋がる事もあります。自然獲得の被リンクはGoogleのランキングファクターの一つでもあります。


Twitter

Twitterを活用するには、訪問者に役立つ質の高いコンテンツがある程度必要になります。Twitter企業アカウントのデザインはウェブサイトやサービスのデザインに統一しておきます。


Twitter企業ページ

プロフィールに記述する情報はできるだけ詳しい内容にしましょう。
コンテンツを配信する際には、画像付きでツイートするとクリック率が上がると言われています。




Facebook

Facebookも同様に考え、ファンページのデザインとブランド、サービスのデザインは統一しておきます。


facebookファンページ

プロフィールに記述する情報はできるだけ詳しい内容にしましょう。


コンテンツ改善とSNS活用 豆知識

コンテンツによっては時間とともに情報が古くなり、現状にふさわしくない内容となる事もあります。そして、ライバルコンテンツが現れて徐々に順位が下がります。
このような場合には、現状に合わせてコンテンツのリライトを行い、同じURLのまま更新を行うと再評価されて順位が改善する事もあります。


過去に一度配信したコンテンツでも、大幅なコンテンツのリライトを行った際には、再度TwitterやFacebookで発信していきましょう。評価を蓄積しながら、SNSと検索エンジン経由のトラフィックを獲得していく事ができます。




トラフィックや順位推移をまとめるSEOレポートツール

Spresseo

Spresseoでは、自分のウェブサイトの順位と競合のウェブサイトの順位の推移をまとめたレポートや、Googleアナリティクスのトラフィックと平均順位を重ねたレポートなど複数用意されています。そして毎週自動的にまとめてレポート送信する機能も搭載されています。


上長向けの定例レポートやチームでSEOに取り組む場合の情報共有の為にレポートを作成しましょう。指定のメールアドレスに定期的にレポートを送信できる機能もついています。
制作会社がクライアント向けのレポートを作成する際にも便利です。


チーム全体で現状の把握を行い理解が深まれば、SEOへの取り組みも円滑に行う事ができます。
SpresseoはSEOを行ううえで必要な機能を揃えた総合的な管理ツールとなります。


SEOレポート



企業でSEOに取り組む意味

SEOは、まだ行った事の無い方からするとマジックのように思えるかもしれません。
例えば何か魔法をかける事でキーワードの順位が上がり、そのキーワードの訪問者のうち何割かが、有料サービスや商品を購入するものだと誤解されがちです。


ユーザーの質問

SEOを行えば劇的に順位が改善して売上が上がりますか?


SEOとは実際にマジックのような劇的な効果はありません。どちらかと言うと訪問者の信頼を獲得する地道な取り組みです。


SEOは検索ユーザーのキーワードの意図を理解して、情報を検索するユーザーに対して回答となるコンテンツを作成する必要があります。
検索ユーザーがそのコンテンツを参考にして問題を解決できれば、更にあなたのウェブサイトを参考にするかもしれません。


上記のような積み重ねによって信頼を獲得し、最終的に商品の購入や、サービスの申し込み契約更新クチコミを通しての紹介などにつながっていくものです。


マーケティングファネル

一言にSEOと言ってもウェブサイトを運営する企業の立ち位置によっては、施策の内容が異なるかもしれません。


メーカー企業

SEOを行う場合には、大量の商材を扱うECサイトよりも業種に特化した技術やマーケットの知識がある企業の方がその知識をコンテンツ作成に活かせる分有利に働くでしょう。
実験結果や成果などの具体的なデータをもとにターゲット顧客に役立つ情報を提供し、信頼を獲得していきましょう。



ECサイト・販売店

ECサイトの場合は購入意欲の高いユーザーに対して効率的に宣伝をしたいと思います。その場合にはSEOよりは、リスティングが最適となるでしょう。


ECサイトが自然検索からの集客を増やすのであれば、商品のカテゴライズや、使いやすくわかりやすいナビゲーションメニューの再検討など、ウェブサイトの設計部分が大きなウェイトを占めるかもしれません。それ以外では、多くの商材を比較して購買意欲の高い訪問者にわかりやすく解説するような比較コンテンツを作成したり、購入意思決定の参考になるように購入者のレビューをまとめるなどの施策があります。


地域密着型企業

ローカルビジネスであれば同じエリアの競争相手よりも優れたサービスを提供できていればその知見を活かしてSEOを行う価値があります。
この場合、SEOでターゲットとするキーワードも地域に関わるもので限定される為、ターゲットキーワード数も少なく、競合も減ります。
ローカルビジネスの場合は、リピーターを増やすという事も重要な要素ですので、SEOだけでなくリピーターを増やす為の施策(コンテンツ、サービスの改善)の方が重要となるかもしれません。


どのケースにおいても訪問者目線で役に立つコンテンツ、使いやすいウェブサイト設計を行い、訪問者に価値を提供する事が重要です。(時には商品やサービス自体を改善する必要もでてくるでしょう。)


逆にテクニックのみで順位が上がってトラフィックが倍増したからといって、コンテンツそのものが訪問者の役に立たなければ価値がありません。
また逆効果になる場合ももちろんあります。


SEOのメリット・デメリット

SEOはプラスに働く場合もあれば、マイナスに作用する場合もあります。
例えば仮に上位表示されていても記述している内容に嘘や誤りがあり、それによって検索ユーザーの不満が募れば信頼どころか疑いの目をもたれるでしょう。
ブログで炎上してしまったりなんて事もありましたね。


SEOと費用対効果

SEOはリスティング広告と比較される場合があります。リスティングは費用対効果を算出しやすく即効性や確実性があり、予測しやすいという特長がありますが、SEOは即効性や確実性はなく、費用対効果では算出しにくく予測がしにくいという特徴を持ちます。


SEOは、信頼を獲得する為の企業活動そのもので、継続的に行うべき取り組みという認識が正しいかもしれません。


但し、作成したコンテンツがどのように成果に貢献しているかはGoogleアナリティクスで確認できます。
特に自社で直接販売まで行えるフローであればゴールまでの動向を分析して次のアクションにつなげる事は重要です。
一方で自社では販売を行わず、パートナー企業が販売するモデルの場合にはウェブとリアルを組み合わせて分析しなければなりませんのでより複雑です。


このようなSEOの特性を理解しなければ、どのようなツールを使っても効果的に分析する事ができずに一過性の取り組みとなるでしょう。




SEOツール活用に適した企業

この手のツールは、実際に自社サイトの為に使用する事に向いています。


ユーザーの質問

SEOツールを使えば順位やトラフィックは改善しますか?


ツールは文字通り道具ですので、SEOツールは導入するだけでは何もプラスに働きません。
ツール(道具)の使い方次第ではあなたの作業時間を減らし、効率的なSEOを行う手助けになります。


SEOは自社内で行った方が効率的ですが企業によってはコンテンツ作成担当に適した人材が不足していたり、仮に適していても兼務となる為時間を割けなかったり、コンテンツを作成できる状態であってもSEOの知識があまりない場合もあります。
そのようなシチュエーションでは制作会社やコンサルティング企業に依頼するケースもあるでしょう。


インハウスSEOを効率化する目的での利用

社内に検索ユーザーの求める情報を提供できるコンテンツ作成者がいると理想的です。
実際には、中小企業であれば社長みずからその知見を活かしたコンテンツを作成されるケースが最も多いかもしれません。
大きな企業の場合には、そうもいきませんので最近ではコンテンツ作成専門のスタッフを配置するケースが増えてきているようです。


個人で利用されても問題はありませんが、チェックツールの部類によっては改善する際にHTMLやCSS、PHP、サーバーに関する知識が必要な要素もあります。
(例:ページ表示速度改善、レスポンシブ対応等)


制作会社・コンサルティング目的での利用

もちろん制作会社やコンサルティング用途で使用する事も出来ますが、各ツール(特に有償ツール)のライセンス規約によっては、商用利用不可のものもありますのでご注意ください。
また、SEOの代行・コンサルティング業務についてはGoogleからも度々注意喚起が出されていますので、自社でどのようなサービスが提供できるのを確認して、Googleのガイドラインに記述されている注意事項を事前にご確認ください。
SEO が必要なケース


既にクライアントにコンテンツ作成の提案を行い、クライアントのウェブサイトを成長させているコンサルティング企業や制作会社であれば、分析の効率化に繋がるツールとなるでしょう。




SEOツール活用のデメリット ペナルティの対象となるツールとは

自動で被リンクを張り付ける類のツールは、リンクの質の良し悪しに関わらずページランクの操作にあたる為、逆に評価を下げてしまったり、最悪の場合は検索エンジンの検索結果にあなたのウェブサイトが表示されなくなります。大規模な相互リンクもガイドラインに違反する行為となりますので注意しましょう。
一旦ペナルティを受けると回復するまでに時間と労力が必要となります。
ページランクはGoogleが順位を決める際に指標としている要素の一つです。


コンテンツの自動生成ツールは、外部のウェブサイトを巡回して関連しそうな箇所の一部をコピーしたり、全部をそのまま抽出してページ内に含めるようなツールです。
記事内の文章量や文字数を増やしたり、ページ数を増やしたりする目的で使用されていましたが、現在は「パンダ」というアルゴリズムにより質の低いコンテンツは評価を下げられてしまいます。
このアルゴリズムについては、「Google パンダ・アップデートとは?」で解説しています。


これらのツールは既に無意味となり、メリットよりもリスクの方が大きい為、手軽に利用できるからといって利用しないようにしましょう。
現在のSEOでは質の高いコンテンツを作成する事が最も重要となっています。

※ここではコンテンツの質についてはあえて解説していません。詳しくは、「SEOに影響するコンテンツの質とは?」で解説しています。




ツールを活用する際にSEOで最も重要な事

自動的に順位を向上させてくれるツールというものは基本的には無いと考えた方が良いでしょう。そのようなツールは大抵検索エンジンを騙すブラックハットテクニックを重視したツールになるからです。
※ブラックハットとは、検索エンジンガイドラインで禁止されている方法です。
仮に順位が向上しても、遅かれ早かれGoogleに発見されてペナルティの対象となるリスクもあります。


SEOで最も重要な要素は質の高いコンテンツを作成する事です。
コンテンツは日本語で言えば情報の中身を意味し、ウェブのコンテンツなら画像や文章、動画などが含まれます。
SEOにおいて最も人の力や費用を注ぐべき要素になります。


SEOツールは、ウェブサイトの現状把握や、効果測定を行い、管理を効率化する目的で使用される事をおすすめします。
SEOに注力すべきコンテンツや優先順位を明確化する為にSEOツールで管理の効率化を図りましょう。


当ブログでもキーワード管理の効率化を行い、コンテンツの質の改善に取り組んだ結果、平均順位の上昇、検索トラフィックの増加、問い合わせの増加、売上げの増加につなげています。
ただし、これらは通過点に過ぎません。
最終的にはSEOを通して(もちろんSEO以外も含めて)訪問者や顧客との接点を増やし、信頼を獲得するという事がゴールだと考えています。





時間や労力の無駄になったりそもそも現在無意味なツール

検索エンジンの改良とともに既にSEO目的では無意味となっているツールも多くあります。
なるべく余分な作業を排除して、コンテンツの改善に労力をかけた方が効果的です。


HTML・CSSの構文・ファイルサイズチェックツール

Googleのインデックス処理の技術は大幅に向上していますので、余程の重さでない限り、ファイルサイズのチェックはそれ程意味がないでしょう。
また、HTMLやCSSの構文チェックツールは、SEO目的ではあまり意味がありません。
もちろん正しい記述の方が管理や修正が行い易いものですが、SEOに関して言えばブラウザで正しく表示されていれば記述ミスがあっても順位に影響しません。
詳しくは、「正しいHTML構文(文法)は、Googleの順位に影響する?」で解説しています。


ページランクチェックツール(TBPR)

ページランクチェックツールで調べたランクは、ほとんどの場合Googleが公開しているツールバーのページランクをそのまま表示しています。

ちなみに2016年3月8日のSearch Engine Landの記事によると「Googleはツールバーのページランクを停止する」事を公式に認め既に終了しています。
Google has confirmed it is removing Toolbar PageRank


その為、既に無意味なデータとなっています。
ページランクとツールバーのページランクについては、「ページランクとは?」で解説しています。


ドメインエイジチェックツール

以前は長く運営されているドメインが有利といった印象がありましたが(実際はわかりません。)、現在ではウェブサイトの運営歴が長いからと言ってSEOで有利というわけでは無いようです。
コンテンツの質が良く、多くの人から評価されるページは、運営歴が短くても上位表示されます。


ディレクトリ・カテゴリ登録のチェック

ページランクと被リンクが重要視されていた時代には、SEOの評価向上目的で「Yahoo!カテゴリ」や「DMOZ」といったカテゴリやディレクトリ登録は必須だったかもしれません。
またSEO目的でプレスリリースを多用するという事も比較的多く見かけました。※基本的にページランクを操作する目的でのリンクや、金銭で取引するリンクはガイドライン違反となります。
その後カテゴリ登録サービスやプレスリリースのリンクにはnofollowをつけるようにGoogleが通知した事で、現在ではほとんどのサービスが閉鎖となっています。
※nofollowが付与されたリンクは、ページランクを転送しませんので順位評価には全く影響しません。


Yahoo!カテゴリ

2018年3月29日で終了とアナウンスされています。
「Yahoo!カテゴリ」「Yahoo!ビジネスエクスプレス」サービス終了のお知らせ


DMOZ

海外で有名なDMOZも2017年3月14日に終了となっています。




当ブログではSEOの成果を測る際には、CV、トラフィック、被リンク、順位の4つの要素を重視しています。
コンテンツの質を上げていくという事が基本になりますが、Googleの順位が低ければ既存のコンテンツにトピックを加えたり、見やすく分かりやすく改良する事を心がけ、以下のようにトラフィックを向上させています。


オーガニックセッション

このようなツールを使って効率化して、作業に追われないように管理していきましょう。
上記でカバーできないSEO要素もありますが、企業のウェブ担当者向けのSEOチェックリストをまとめていますので、そちらもご参照ください。
SEOチェックリストと評価項目 企業のウェブ・SEO・ブログマーケティング業務担当者向け



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野澤洋介
野澤洋介

この記事を書いた人

アレグロマーケティング代表

SEOツールのプロジェクト担当者でもあり、自社のSEO担当でもあります。
SEOは考え方はシンプルですが、いざ実践するとなかなか思うようにいきません。
当ブログでは、読者の方に成功も失敗も合わせて情報を共有し、同じような悩みを解決できればという思いで運営しています。

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SEO管理ツール Spresseo(エスプレッセオ)

コンテンツが増えてきたらランキングの管理をツールで効率化しましょう。
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