インハウスSEOの担当者に必要なスキル

2015年10月27日
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SEOを行うには外注するにしても内製化するにしてもSEOの知識が必要となりますが、どのような部分に注意するべきかをまとめました。




まずはSEO以前にマーケティング

いくらウェブサイトやコンテンツが良くても、肝心のサービスや商品が良くない場合は施策自体の成果にも影響します。
商材によってはウェブマーケティング以外の手法が最適な場合もあります。
まずは以下の要素を確認しましょう。

  • 売上を上げたい製品の中身は競合と比べて優れているか?
  • 優れている部分、劣っている部分を把握できているか?
  • 価格は適正か?
  • ターゲットとする顧客に訴求できているか?
  • ターゲットとなる顧客を獲得するのにウェブが最適なのか?
  • ウェブ以外にも様々な施策があるがそちらの方が効果的ではないのか?
  • リスティング広告やバナー広告などの方が効果的ではないのか?

など冷静に分析する必要があります。


彼を知り己を知れば百戦殆うからず

孫子の兵法書ではありませんが、製品の事を良く知り、市場を良く知り、顧客を良く知っていれば、ウェブの訪問者に適切なコンテンツを提供していく事ができます。




SEOのインハウス / アウトソースとは?

SEOをSEO業者に依頼する場合はアウトソースSEOと言い、
業者に依頼せず内製化する事をインハウスSEOと言います。

どちらを行うにも前提となるSEO知識がなければ、検索エンジンからペナルティを与えられて検索結果から排除されるなどウェブサイトに大きなダメージを与えてしまうかもしれません。




SEOを外注する際の注意点

SEO業者に依頼する場合は、以下の点を注意しましょう。

具体的な外注作業内容

プランニング、コンテンツ作成、内部施策などウェブサイトの改善、順位やトラフィックの効果測定レポートなどがありますが、どの部分を外注するか明確にしておきましょう。

特にプランニング、コンテンツ作成は、外注に丸投げしても成果が出にくい部分です。
ウェブサイトで扱うテーマやトピックに関する知識は、そのウェブサイト運営者の方がSEO業者よりも専門知識が豊富なはずです。
Googleはコンテンツの質、中でもオリジナルのコンテンツを優遇しますので、出来ればプランニングとコンテンツ作成は自社で行い、SEO業者は補助的にアドバイスをもらう程度が良いかもしれません。


内部施策や効果測定のレポートなどは業者にまかせて効率化を測る方法や、SpresseoなどのSEOツールで自動化するという方法もあります。
作業を外注した際に、作業にかかる時間と費用などが適正かどうかも確認しましょう。


成果や目標を決める

成果を見る上で重要な指標としては、順位、オーガニック検索トラフィック、コンバージョン、売上げなどがあると思います。
順位だけを成果とする事は危険です。なぜなら誰も検索しないようなキーワードで上位表示されても時間と費用の無駄となるからです。
最終的に売上げが目標だとしても、順位やオーガニック検索トラフィック、コンバージョンが向上しているかは企業でSEOを行う上で重要な指標となります。


検索エンジンのガイドラインを守っているか?

今でも被リンク販売や、ネットで調べた記事コンテンツを組み合わせたコンテンツを制作する業者があります。
被リンクの売買はGoogleのガイドライン違反となり、最悪検索結果から全て表示されなくなるようなペナルティなどの危険性があります。
また、ネットで集めた記事を組み合わせてコンテンツを作ったりする手法や、これらを自動化するようなシステムを販売している業者もありますが、自動生成コンテンツもガイドライン違反です。
現在のGoogleではパンダと呼ばれるコンテンツの質を判断するアルゴリズムが働く為、インデックスすらされない事もあります。


上記の部分はインハウスSEOを行う上でも共通する注意点ですので、事前に確認しておきましょう。




インハウスSEOの課題

SEOの直接的な成果を測るという事は基本的には難しい部分です。
検索エンジンのアルゴリズムは200以上のシグナルをもとに順位付けを行っています。
アルゴリズムは年々改良され、中身に関してはブラックボックスでGoogleの発言や公開している資料を目安に施策を行うしかありません。
また、競合となるウェブサイトの出現、季節性や、検索需要など常に変化しているからです。


大抵は売上げを上げる事が目的となり、その為に資料請求などのコンバージョンを見ていきます。ただしこれも製品やサービス自体の質や顧客ニーズにマッチしているかなども影響する為、インハウスSEOの担当者が全て抱えきれる問題でもありません。


その為、実際はトラフィックの数や質、検索順位、ソーシャルエンゲージメント、被リンクなどをKPIとして複合的に判断していく必要があります。


作業の役割分担

ウェブサイトのSEOを行う場合に、個人で運営しているウェブサイトなら自力でSEOを行うケースは珍しくありません。
個人であればウェブサイトを運営していく中で出てくる課題は、自力で解決するという事が当たり前で、何か問題が起きても自分で損をするだけだと開き直れます。
個人で行う場合には、企業と比べて素早くコンテンツを作成して公開まで行える為、機動力で勝るかもしれません。


これが企業の中でSEOを行うとなると、役割分担、権限、優先度などの要素により、連携が難しくなっていきます。
ウェブサイト全体のシステム改修、コンテンツ作成、校正、デザイン、HTML生成、アクセス解析を使用した効果測定と改善案のレポートなど、作業の分担を細分化する程、非効率となっていくかもしれません。


ウェブサイト全体の設計に関わる部分

ウェブサイト全体のシステムに関しては、システムの知識が必要な為、コンテンツ作成者とは別の担当者(または制作会社の外注)が必要です。ウェブサイト全体に関わるSEO要素は以下のようなものがあります。


コンテンツの作成については、現在ではWordPressやMovable TypeなどのCMSが一般的になっている為、2人でコンテンツ作成とデザインを分担する事もできるでしょう。コンテンツを作る際に必要なHTMLの知識も必要最低限のタグを理解すれば出来ます。


コンテンツを作成者に求められるスキル

Googleはコンテンツの質を重要視している為、コンテンツを書くという事はSEOではとても重要です。もちろんSEOだけでなく実際の訪問者はそのコンテンツを読むわけなので、信用や認知度に影響します。 コンテンツを書く上では、以下のようなスキルがバランス良く必要となるでしょう。


  • コンテンツのトピックに関する専門知識
  • 自社の製品やサービスの長所・短所を把握している
  • 既存の顧客の問題点や要望を把握している
  • どのような訪問者が顧客になり得るかを把握している
  • 発信していい情報とダメな情報を心得ている
  • マーケティングの知識とその中でのSEOの役割を認識している
  • HTMLの基礎知識

経営者が積極的にコンテンツ制作に関われるようであれば効率的かもしれませんが、もし社員が行うなら、どちらもSEOの知識を持ち、経営者と社員でKPIを設定して共有する必要があります。そうでなければ、話が噛み合わず、ほったらかしになってしまい、社員が一人では決められないような事も出てくるでしょう。


ウェブサイトは会社の顔ですので、社員が独断で決められないこともあります。
コンテンツ自体が訪問者や顧客から反感を買ってしまえば会社全体の評判にも影響してしまうからです。


アクセス解析と効果測定

出来れば、経営者もコンテンツ作成者も予め決めたKPIをベースこまめにチェックした方が良いでしょう。どのようなコンテンツを作成し、どのような施策を行い、成果はどうなったのかを確認します。そして出てきた課題を改善していくサイクルを作りましょう。


ただしレポート作成に時間がとられてしまうようであれば、その部分をツールで自動化する事や、外注するという方法が効率的です。
※ウェブ解析士の資格保有者を採用できると良いかもしれません。




インハウスSEOを実施するという事は簡単ではありませんが、自社で行う事でSEOの知識を蓄積する事ができ、顧客とのコミュニケーションの改善や、ブランディングにも影響します。
ある程度SEOの知識が組織で蓄積されていればSEOをアウトソースするよりは費用を抑えて効率的な施策ができるようになります。


企業向けのクラウドSEOツールのSpresseoは、検索順位の自動取得、競合比較、内部最適化、自動レポート機能があり、インハウスSEOを効率的に管理できる為おすすめです。


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野澤洋介
野澤洋介

この記事を書いた人

アレグロマーケティング代表

SEOツールのプロジェクト担当者でもあり、自社のSEO担当でもあります。
SEOは考え方はシンプルですが、いざ実践するとなかなか思うようにいきません。
当ブログでは、読者の方に成功も失敗も合わせて情報を共有し、同じような悩みを解決できればという思いで運営しています。




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