TwitterやFacebookは順位に影響する?


SEOでは、Facebookやtwitter、ブックマークなども検索順位の評価の対象になるのでしょうか?
Facebookやtwitterなどのリンクはnofollowタグが付いているので、通常の考えではページランクやアンカーテキストを受け渡す事は無いと思ってしまいます。
過去のウェブマスターヘルプの質問ビデオを探した所、Facebookやtwitterのリンクを活用しているかどうかについて回答をしていましたので、ご紹介します。





twitterやFacebookのリンクは検索順位に影響する

この動画では2010年12月の時点のものですが、2010年5月の段階では使っていないと言っていたようですが、12月の時点では使っていると述べています。
この後また一転していますので、時系列で読み進めて解説致します。

twitterやFacebookで重要な点

twitterやFacebookのリンクを使っているという発言に付け加えて、「著者やクリエイターの評価も要素として入る」そうです。


ウェブサーチクオリティチームは、多くのグループとオフィスがあり、その中でオリジナルブログサーチチーム、リアルタイムサーチチームは、twitterやFacebookのリンクを使っています。


更に、主にリアルタイムサーチで個別のツイートを見たりする場合に活用していて、それを更に広く検索結果順位で活用するとどの程度意味があるか研究しているようです。


重要な点

もしクローラーがページをクロールできず、ページを見つける事ができなければ、ページランクを評価してそのページにページランクを与える事ができないようです。


なんらかの理由でそのページがクロールする事を禁止していたり、そのページの情報を得る事ができなければ、検索順位のシグナルとして活用する事はできないと言っていますが、これはおそらくFacebookでプライバシーの設定で、友達以外見ることができない設定にしていたりすると該当しそうです。その意味で影響は比較的軽く限定的です。


クローラーがページのデータを取得できれば、ランキングシグナルとして活用できるようです。




「いいね!」数やフォロワー数は順位指標となるか?

上記のビデオでは、基本的には、ページランクと同じで数ではなく質なので、リンクを集める為に相互にフォローし合ったり、フォロワーをかき集めても意味はないそうです。


今度は一転して、通常のページランクと同じように扱うとアナウンスしています。
FacebookやTwitter等は頻繁に仕様がかわる為、歩調を合わせて行く事は難しいようですね。
Google検索、アナリティクス、Adwordsの場合も頻繁に仕様が変わりますのでウェブをベースにした技術の進化に歩調をあわせるといった事は特に難しいように感じます。



TwitterやFacbookは他のウェブページと同様にインデックスされるよう扱われます。
TwitterやFacebookで投稿があれば、Googleはそれらをクロールし検索結果に表示します。

指標として活用しない理由

Facebookの「いいね!」数やTwitterのフォロワー数が多いからといって、現時点ではそれらをシグナルとして活用していません。
なぜそうなのかを説明しましょう。


Googleはこれら二つのメディアのページ探すためにウェブをクロールする必要があります。特別に技術を割いてページのいくつかのデータを抽出しようとしていたが、その中でクロールを1ヵ月半前後ブロックされるといった事がありました。その為「いつまたブロックされるのだろう?」とエンジニアは警戒するようになりました。


また、Googleは限りある時間でウェブをクロールし、ウェブを抽出します。
ウェブページの中には非常に短い時間で設定され、ページのある部分は変化します。


リレーションシップステータスを変更する人もいれば、フォロワーをブロックする人もいます。もしクロールしたそのページからいくつかのデータを抽出し、例えばある人をブロックしたユーザーがいて、二人のプロファイルがリンクされている時点でGoogleがクロールし、後日検索結果に返した場合などは問題になるかもしれません。
このような問題は解決できない限り、エンジニアが常に注意しなくてはならないでしょう。


ただしTwitterやFacebookを使うなと発言しているわけではありません。
TwitterやFacebookに関しては多くの人が多くの価値を見出していて、訪問者のトラフィックへ導く素晴らしい手段を提供していて、あなたやあなたのウェブ、会社に関連するニュースを知らせる方法の一つとなります。


SEOというと、Facebookに多くのリンクがあると、ページの順位が良いと言われますが、これは相関関係であって因果関係ではありません。
素晴らしい何かがあって、Facebookで「いいね!」がたくさん集まり、それに対してユーザーがリンクを張ります。
「良いコンテンツを作れば多くの人がリンクを張る」といった事はGoogleだけではなくTwitterやFacebookでも同様です。


10年後のウェブの状況

一つ付け加えておくとすると、10年のスパンで考えると人々は完全に匿名ではなく「誰が」コンテンツを書いているか(出来ればオプションがあった方が良いですが)、
例えばもしDanny Sullivanがフォーラムで何かを投稿したのであれば、有名なフォーラムであろうがなかろうが私はそれについて知りたくなります。


またその人のアイデンティティや人々のソーシャルコネクションを理解するようになるかもしれません。
その時少なくとも私たちはウェブをそのように扱い、クロールができ、簡単に抽出でき、アクセスできるか判断し、取り組む必要があります。




短縮URLはページランクを受け渡すか

短縮URLであっても、リンク元のアンカーテキスト、ページランクをリンク先のページへ渡します。2011年4月のビデオでは以下のように解説しています。



twitterなどの短縮IURLはアンカーテキスト情報を渡すか?

他のリダイレクトと同じで、クローラーが301リダイレクトを見つけた際、転送先に、ページランクもアンカーテキストも渡します。短縮URLを使う事は、SEOでは全く問題ないそうです。


ただ、TwitterやFacebook自体のウェブサイト上では多くのリンクにnofollowがついている為、ページランクは受け渡されない場合があります。GoogleはtwitterやFacebookのリンクを評価する場合は別の方法で(例えばデータフィード?)でこれらのリンクを見つけて評価しているようです。


人に評価されるような良いコンテンツを作り、それをtwitterやFacebookで適切に情報発信していく事はSEO以外にも拡散させる事によるソーシャルからの集客、更にブランディングにも役立ちます。今後更に重要になっていくと思いますので、まだ活用されていない方は、積極的に活用していくと良いと思います。




SNSを上手に活用したSEO

はてなブックマークやTwitter、FacebookなどのSNSは情報を発信する為に活用しましょう。
SEOでは最も重要な要素はコンテンツの質です。
理想的な手順は次のようなものです。

質の高いコンテンツにしていく

新規でコンテンツを作成する際も、既存のコンテンツを見直す場合も訪問者が見て役に立つような情報を含めて質の高いコンテンツに仕上げていきましょう。
SEOだけ考えていると、この後の手順に進めません。


ブックマークボタンやシェアボタンを設置

ページ単位で拡散されるようにはてなブックマークボタンや、Twitter、Facebookボタンを設置しておきましょう。


内部SEOを行う

タイトルやメタディスクリプション、見出しなどを最適化します。
ページ上の要素を検索エンジン向けに最適化する事を内部SEOと言います。
正しく設定する事で、検索エンジンがコンテンツの内容をより深く理解してくれます。
大きな順位変化はありませんが、コンテンツが良ければ若干順位が改善します。
タイトルタグはその中でも比較的簡単に修正でき、順位にも左右する重要な要素です。
詳しくは、「タイトルタグのSEO 適切な文字数、キーワード数、位置について」をご参照ください。


XMLサイトマップとRSSフィードを登録

ページの追加や更新を行った事を検索エンジンに通知する為、Search ConsoleにXMLサイトマップとRSSフィードを登録しておきましょう。(※素早くインデックスされます。)
詳しくは「XMLサイトマップとRSS/Atomフィードの組み合わせ」をご参照ください。


Facebookのファンページや公式Twitterでページを紹介

FacebookやTwitter上でコンテンツを紹介していきます。
訪問者に質の高いコンテンツと思われれば、ブックマークやシェアやウェブサイトからのリンクが集まります。
※SEOだけを考えたコンテンツはこの時点で拡散されないでしょう。


拡散されれば次のような効果が見込めます

TwitterやFacebookのリンク自体はnofollowであっても、ウェブサイトからのリンクやブックマークでnofollowが付くことはなく、検索エンジンからは自然発生のリンクとして評価されます。
拡散されて多くの人の目に触れれば自然発生の被リンクを獲得できる可能性が高まります。


結果的に、検索順位も上昇し、更に自然とブックマークや参照が増えていくサイクルに入っていくようになります。
被リンク獲得方法については、「被リンクを増やす外部SEO ペナルティを受けない自然被リンク獲得法」でも解説しています。



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野澤洋介

この記事を書いた人

アレグロマーケティング代表取締役 野澤洋介

SEOは考え方はシンプルですが、いざ実践するとなかなか思うようにいきません。
当ブログでは、読者の方に成功も失敗も合わせて情報を共有し、同じような悩みを解決できればという思いで運営しています。


著書:「最強の効果を生みだす 新しいSEOの教科書」(技術評論社)



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